遠峰集より
果てしなき砂丘の起伏卯浪立つ
泰然として遠州の凧の陣
青梅雨の午後の静けさ綾子読む
母校古る蜜柑の花のかをる丘
白日傘閉ぢて接種の列につく
他の地域の方より遅く届くようになりました。
たぶん配る人の事情でしょうか。
今日は朝からだるくて困りました。
尾張旭の句会へ行くのをためらいました。
暑さ負けかも。
一日エアコンつけて夜にようやく涼しい部屋になります。
陸上競技は狩猟民族でなければなかなか金メダルは難しいですね。
こんなに暑い東京でどうもすみませんという気持ちです。
新涼やむなしく光る貝釦 片山由美子
ゲスト 壇蜜
今日の見直し「口語」
街の雨鶯餅がもう出たか 富安風生
みんな夢雪割草が咲いたのね 三橋鷹女 作者の個性 花の名前の力
クイズ
夏期講座制服じやない君を見た 武井〇 壇蜜✕ 片山〇
碁会所に父を見つけた夏夕べ 武井〇 壇蜜✕ 片山✕ 「見つけた」が目立つ
碁会所に父見つけたる夏夕べ 片山添削
夕立や傘がなければ走るだけ 武井✕ 壇蜜〇 片山〇
「や」文語と決めつけず 生き生きした感じをそのままに
定型感に馴染んでいるかどうか
入選句
便箋の白き二枚目秋涼し 季語と白さがよい 秋の色は白 武井推薦 二席
シャガールの蒼き嘶き涼新た 私推薦
新涼や焼きおにぎりを頬張つて
死ぬ大事忘れてしまふ涼新た (これかな~) 一席 片山「極楽俳句の大らかさ」
大漁を待つ新涼の漁師町
明日を待つ教室に風涼新た 三席
新涼や藍の匂へる伊予絣
窓に置く雲の白さや涼新た 「置く」が良い 壇蜜推薦
見ゆる風聞こゆる風や涼新た
次回「夜長」「長き夜」
「長き夜」について 古くから「よ」と読むので下五には使えない
「春の夜」なども同じ この事をNHKで聞いたのは二回目!!
羽根自慢私は観客誘蛾灯 壇蜜
私は観客誘蛾灯といふ舞台 片山添削
あの恋とおんなじ音のラムネ玉 武井 片山〇
やっぱり片山先生のNHK俳句は1ミリの隙もなく
有効な30分で見逃せません。