2025年4月30日水曜日

伊吹嶺5月号

風光集より

太巻のはち切れさうや春来る

縁側に裏返る猫日脚伸ぶ

雪洞に正面のあり雛飾る

内裏雛見ゆる高さへ児を抱けり

春雪を来て健診の胸ひらく

永き日や子へ送る米量りては


2025年4月29日火曜日

結婚記念日

 今、伊吹嶺落書をテレビ見ながらアップしていたら

「病院ラジオ」というのをサンドイッチマンが司会をしていて 

かなりぐっときて涙。病気の子供さんしっかりしていて大人より大人びて。

病気があっても「何かきっといいことがあると思う」という少年の発言。

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あと3年経てば結婚50年になります。

元気でいたいなあと思いながら。




2025年4月27日日曜日

NHK 燕 

高野ムツオ選 

特選一席

下ばかり向くなと燕旋回す

特選二席

人類は塔を創るやつばくらめ

特選三席

空を切るフルイングや初燕





2025年4月22日火曜日

木香薔薇咲けば記念日近づきぬ

 







↑は先生 名前の下に落款の場所を記してあります


押入から出てきたので、処分する前に貼り付けます
下関の長府というところへ習いに行きました
近所の人が習っていて刺激を受け 一緒に一年
そしてその人は私より一年早く転勤したので一人で一年
地元の上手な人と私と二人が午前の生徒でした
漢字の楷書から習い、半切を書き始めてから引越しました
残りの紙も出てきました
瓶の蓋ほどの硯を洗ひけり  のりこ
先生から引越しの記念に丸いかたちの赤間硯をいただきました
そうしたら夫がA5くらいの大きい硯を餞別にいただきました

2025年4月20日日曜日

NHK俳句  桜・花 

選者 和田華凛 テーマ:季語からみるDNA 

父 後藤立夫 祖父 後藤日奈夫 曾祖父 後藤夜半 (まさにDNAがすごい・・・)

ゲスト 俳優・気象予報士 片岡信和 可愛くておしゃれなシャツを着用

催花雨 菜種梅雨 など軽やかに語る

題 桜・花 (花冷え 花衣 花の雨・・・)

花の雲は何か→花が満開の様子を雲に見立てた

桜前線は新しい言葉 花便り 

名句鑑賞

咲き満ちてこぼるゝ花もなかりけり   高浜虚子

 虚子が鎌倉の花を詠んだ

物の見えたる光 いまだ心にきえざる中(うち)にいひとむべし  芭蕉のことば

一山の花の散り込む谷と聞く   稲畑汀子

 吉野の桜を詠んだ

特選六句

花追うて旅の終はりの五稜郭

夕桜デジャヴのやうな会話して  デジャヴ:既視感

花の山子が落ちて来る滑り台

イエスタディ流るる葬や花の昼

車出て車のかたち桜散る

桜みる桜にみらる南無阿弥陀

流れゆく日々とどまりし桜色  片岡作

流れゆく日月とどめ花の雲   和田さん添削

特選三席

天も地も汝も吾も時も消え桜

特選二席

シャガールの飛花クリムトの落花かな

特選一席

花冷えや同じところでまた涙


昨年 五条川にて


2025年4月18日金曜日

競漕の旗立つ岸辺艇運ぶ






 この後、家で体調が悪くなり、かかりつけ医へ行き、薬を追加。また明日再診。

深川の古地図の切符春惜しむ

「あんぱん」を見ていると アンパンを食べたくなります♫

やなせたかしさんの 子役の子

ご本人の子ども時代はきっとこうだっただろうと思わせて、良かったです。

北村拓海君は 声が良いですね。

ジャムおじさんほか 配役も良いです。


2025年4月14日月曜日

茉莉花に帽子の鍔の触るるまで   西村和子   



歩道のカロライナジャスミン

茉莉花に帽子の鍔の触るるまで   西村和子


季語の茉莉花は白でした


万博は パビリオンに入らなくてもいいから、歩いてみたいなと思ったりします。

2005年 愛・地球博は父を連れていけました。

あのときシャトルバスの発着場だった田んぼは 田んぼとして復元されています。

家の近くは新しい街になったりしています。

弟とお嫁さんは夜も見学したので、父は、一緒に我が家へ帰宅し

近所の中華料理店でギョーザとビールを頼みました。

メニューを見て「高いなー」と言っていました。

父が払ってくれましたが。今は鰻の店になりました。

2025年4月13日日曜日

NHK俳句  海

 岸本尚毅

春の海終日のたり/\哉  蕪村

題 海

特選

海あがる海女すんなりと強き脚

受験生らしき四人の海辺ゆく

ギター背にクラブ合宿春の海

ともしびの明石の海の春惜しむ

  行春を近江の人と惜しみける   芭蕉

によつきりと春の波より薩摩富士  波としたところが遠近法

  によつぽりと秋の空なる富士の山   鬼貫

遠浅にカラスほどなり春の人

添削  

海苔粗朶の一湾波のゆきわたり  原句

海苔粗朶や一湾に波ゆきわたり

一湾や海苔粗朶に波ゆきわたり  

海苔粗朶の一湾に波ゆきわたる   私  

特選三席

春の海すくへば透けし指白し

特選二席

竹ひびにフジツボ見えて揺るる海苔

特選一席

ベランダに海より高きチューリップ


Aちゃんに作ってもらった^_^;


2025年4月11日金曜日

NHK全国俳句大会作品集より

 NHK全国俳句大会

村上鞆彦選

秀作  受験子の列夫々の曲耳に  Oさん

入選  雛壇を組む父として爺として  〃

ある出会いがあり、引越しされた方ですが、頑張っていらっしゃいました。




2025年4月6日日曜日

NHK俳句  アスパラガス

柴田英嗣と庄司浩平の回

春風や十七音を探す旅    柴田

地球は青かった12の苗木植う   庄司  二物衝撃 破調に挑戦

季重なりの話

四五人に月落ちかかるをどり哉  蕪村  哉があるからをどりが強い 主従

夕月に大根洗ふ流れかな  子規  季移り(季節が違う) 大根(冬)の句

日焼顔見合ひてうまし氷水  秋櫻子 季重なりだけど強弱はない

障子しめて四方の紅葉を感じをり  立子  冬とも秋とも 冬紅葉の句か

堀田:挨拶に「暑いですね」など季節を言うことがあった

季重なりを怖れない

汗かけば氷菓に涼み暑き夏  必然性がないので 「氷菓」の句としたい

季重なりの名句

菜の花や月は東に日は西に   蕪村

炎天の巌の裸子やはらかし   龍太

霧に白鳥白鳥に霧というべきか  兜太

堀田季何 特選六句

クーデター前夜アスパラガス尖る

アスパラガス晴れは夜まで続くでせう  

文節のやうに/アスパラガスを/切る

アスパラガス曲がつたものの無い世界

爆心にアスパラガスの横たわる

店主は移民白アスパラは8€ 



従妹から(知恩院)



隈研吾氏設計の文化施設




2025年4月4日金曜日

2025年4月3日木曜日

彦根城玄宮園

お城は登らず、博物館と玄宮園と馬屋を見ました。

桜は二季咲の桜が咲いていました。

漆喰の壁の馬屋が立派でさすがと思いました。