2025年5月31日土曜日

伊吹嶺6月号

 風光集より

芽柳の揺るる濠端烏城

天守より望む槍の穂風光る

清明や漆喰美しき小学校

紅白の梅より高く直政像

井伊さまの馬屋静けき花曇


本誌の「風光集」の見出しの字体が書道の字体 

隷書体(?)に代わっていて良いなと思いました。



2025年5月30日金曜日

雨だれのひとつぶづつを紫陽花に

暇があれば3年前のショパンコンクールをYouTubeを聞き直しています。

反田さんは「予選から一度もミスタッチがなかった」と後の放送で語っていました。

ブルース・リウ氏はずーっと審査員の 次のステージへ〇が続いていたようで

反田さんには〇をつけない人がいました。

コメント欄を見ると 反田さんはコンサート用、ブルースはコンテスト用の演奏だと。

今年は大府市出身の進藤実優さんが続けての挑戦。

牛田君も頑張って💖

私は牛田君も角野さんも一次予選の時から

フォーマルスーツに蝶ネクタイだったことに意気込みと

ショパンへの尊敬の気持ちが伝わりました。

スーツじゃない方が演奏しやすいでしょうに。




2025年5月28日水曜日

NHK俳句 自転車

選者 高野ムツオ ゲスト 若杉朋哉  森賀まり さきちゃん 古坂大魔王

おーいと雲はいと自転車夏に入る ◎4    高野ムツオ
自転車を止めて見てゐる夕焼かな  ◎高◌  若杉朋哉
自転車の両腕長し樟若葉   〇古〇若    森賀まり  自分の腕が長い 
  高野先生 柿若葉なども  自転車「に」ならば腕と分かる
若葉風盗らるるキスと自転車と  〇さ    古坂大魔王 
  「盗らるる」が気になった(森賀)
  自転車も盗られたのか  (若杉)
  並列になっているが、「若葉風に盗らるる」とすればはっきりする(高野)
向かい風立ち漕ぐ影がふふと笑ふ  〇高   さきちゃん
  人生の困難に立ち向かっている人へ  (若杉)
  季語があれば 空にあるような季語  (森賀)
  「雲の峰」などどうか 高野

特選三席
自転車の前と後ろに水着の子

特選二席
自転車押し東京暑し坂多し

特選一席
自転車の出前日焼の笑顔つき

2025年5月22日木曜日

夕涼し子へ古里の米送る

 従弟の田圃も今年までの田植で 来年は高速近くの工業団地になるようで

今年は注文を増やせるか聞いたけれど「ちょっと難しい」と。。

去年なみ120キロの玄米、買えると良いのですが。

30キロの紙袋、半分の15キロずつ受け取りに行ってコイン精米機で精米。

従弟宅には米用冷蔵庫があるので夏でも安心。

子ども宅にこんな感じで分けて送ったり届けたり。

15キロは一日でなくなったので、

5キロ4300円の「ななつぼし」を買ってきました。

電気釜も壊れたので、安価なのを買ったのですが、

それでも従弟の玄米を精米したお米のご飯の方が美味しかったような・・・

味音痴の夫は分からないと言います。


光の加減で色が違って見えます

1個大体3キロ弱になります


2025年5月18日日曜日

NHK俳句  祭

早起きしたので短歌を見ました。短歌の選者 永田紅(こう) ゲスト  パックン

ご両親の遺伝子がキラキラした方でした~

俳句の十七音も短歌の三十一音も 素数ですって!!イイネを100くらいポチしたい。

特選一席

ミリバールだった時代の台風は今よりやさしかった気がする

↑録画でないため間違いがあるかもしれません

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NHK俳句  和田華凛   ゲスト  秋川雅史

「祭」 俳句では夏祭

昔の時代の都市部で疫病退散の夏の祭りとして今も続いている

愛媛県西条祭り だんじり 秋川氏の故郷

おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな 芭蕉 の気持ち(だんじりを終えた後)

傍題「神輿」「山車」「御旅所」

神田川祭の中をながれれけり   久保田万太郎

男らの汚れるまへの祭足袋    飯島晴子

特選句

いきり立つ神輿鎮めん通り雨

鳥獣の手足生まるる祭笛

祭終ふ平たきりんご飴の底

胸の鍵とんと跳ねたり祭の子

祭鉦●▲の譜に跳ねて

祭果て昨日と同じ夜風かな

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中学生教室俳句

足音のそろう合唱金木犀

朝読書の窓てふてふはしやべるしやべる  府中市の先生  お上手です

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三席  ペリペリと祭提灯伸ばす朝

二席 祭笛弥勒のような口で吹き

一席 御旅所の神輿の鈴の震へけり




2025年5月14日水曜日

忘れ物取りに早足薄暑光

 Y眼科の予約日で、保険証を忘れたことをバスに乗って気付いて

一駅で降りて帰宅して、途中バス二台に出合いました。

脈拍とか動悸が大丈夫かと焦りました。

予約していても待っている人は合計50人位。

T同人のお名前が呼ばれて、お帰りの際にご挨拶しました。

「94歳になりました、今日は視力が良かった」と嬉しそうに仰っていました。

私が伊吹嶺に入会した22年前と全くお変わりないご様子です。

良い姿勢で足取りもしっかりされて、

ブレザーをお召しで中折れ帽子を被ってお帰りになりました。



2025年5月11日日曜日

NHK俳句 空を詠む

大空に富士澄む罌粟の真夏かな   飯田蛇笏

岸本尚毅選

特選六句

寛解の夏空高くティーショット

夕空を怖いと泣く子罌粟の花

掛軸の空縦長の涼しさよ

夏空にかわらけ投げて願掛けて

夏空や輪郭のなきちひろの絵

夏空や歩荷が歌う「靴が鳴る」

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はみだせ教室俳句

夏の果てゴールネットはさっと揺れ

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添削

虹軽く風をともなひ空に消ゆ

  「軽く」は外す。虹はそもそも軽いイメージ。中七はさらっと

虹のあり風の中なる空に消ゆ

特選三句

空海や入道雲の向かうから

やがて海渡る列車や夏の空

手を掛くる岩に遥かや夏の空



空の写真を探しました
鶴舞公園



2025年5月4日日曜日

NHK俳句  麦の秋

 堀田季何 

字足らず

小買物とは言ひ難く日短   後藤夜半

火恋し雨の宿りも宇陀の奥  上田五千石

字余り

瑠璃深きブルーベリーをどんぶり食ひ  小澤實

翁に問ふプルトニウムは花なるやと   小澤實

翁「に」問ふ の「に」はなくてはならない

必然性のある字足らず字余り

ニュータウンの小さき葬式月静か 小川軽舟

深海六千五百メートル潜りし男と鱒を食ふ  小澤實

クリック又クリック涼し本を漁る →(正)「本漁る」 小川軽舟

麦の秋

特選六句

献立のぴしりと貼られ麦の秋

頬を打つセリヌンティウス麦の秋    押見げばげば

こぼしたる種がはじまり麦の秋

鳥だけに見えるかざすぢ麦の秋     上から風が鳥にはみえる

麦秋や人はときどき鳥になる

麦の秋フランス装の句集買ふ  


1年前の写真


麦の秋っぽい昔の写真(イタリア)

2025年5月3日土曜日

薔薇の門くぐるリボンの騎士となり

西宮在住時代に宝塚を2回見に行きました。

平みち 杜けあき 一路真輝を覚えています。

YouTubeにお薦めに出てきて、色々な組のベルばらを見比べ

一路さんを見たこともあるせいか 1989年の星組が良いかな♫ 

演じる人たちの熱量の伝わり方なども含めて。

そして歴代「エトワール」特集まで見てしまいました。

歌のお姉さんはいだしょうこは娘役でアカペラで素晴らしい歌声を。

純名さんも素晴らしかったですし、花總まりさんは、見とれてしまうほど別格。

アップしてくれる人に感謝。

https://www.youtube.com/watch?v=0vXyum1c4do&t=219s

あとは「前略おふくろ様」「祭ばやしが聞こえる」をアップしてくれた人にも。