2014年11月7日金曜日

冬に入る

冬になり冬になりきつてしまはずに  綾子

今はこういった感覚でしょうか。
林徹先生の『細見綾子秀句』によると
夏でも秋でも駄目、理屈では成り立っても詩にはならない。とのこと。

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昨日ちょっと重いものを持ったので腰が痛くなりました。
歯磨きして顔洗う体勢もつらいわ~
これくらい大丈夫だと思ったのになあ・・

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恥ずかしいんですが足跡を残しておきます


梅花藻の里


夏霧や稜線淡く伊吹山

醒ヶ井や青水無月の風清し

梅花藻の水面さざめく雨上がり

梅花藻の星宿すかにきらめける

梅花藻や水清ければ空もまた

せせらぎの透きとほりたる町涼し

橋あまた渡りて戻り青葉風

湧き水に籠ごと浸けて冷し瓜

空き瓶に金魚太らせ小間物屋

石橋に友を待つ間のかき氷

海芋咲く本陣脇に白帆立て

本陣に句友言祝ぎ夏料理

唐破風の屋根白光る日の盛

ハリヨ棲む水際へ散れり花柘榴

ハリヨ飼ふ三和土涼しき資料館

玉解きし芭蕉広葉の浅みどり

枝移る鳩の番や合歓の花

清水湧く川のほとりの武尊像

翅閉ぢて祈りのかたち川とんぼ

昏れてなほ岸辺彩なす百日紅
 
 
よく詠まれている句材ということもあり
まだまだだなあという感じ。