早起きして室温11度。
部屋が温まるまで
『伊吹嶺季寄せ』より、鳥の句を探してみました。
首ふつて浮葉に遠きかいつぶり 栗田やすし
さざ波の光にまぎれ浜千鳥 中川幸子
浮寝鳥犀川のはや暮れ初むる 鈴木真理子
百合鷗橋に干さるる諸子網 若山智子
餌撒いて鶴守鶴に近よらず 篠田法子
三十三才隠る蛇籠の崩れ穴 夏目悦江
大白鳥飛ぶ漆黒の脚揃へ 栗田やすし
栗田先生の大白鳥の句は瓢湖での白鳥三作品のひとつ。
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沢木欣一先生が平成元年1月7日、瓢湖で詠まれた白鳥の句。
八雲分け大白鳥の行方かな 沢木欣一 句集『白鳥』(第三十回蛇笏賞受賞作)
「湖のほとりで水を無心にすべる白鳥を見て複雑な感慨を覚えた。」(帯文より)
瓢湖には三十年ほど前 新潟に住んでいた時一度行きました。
転勤地だった 酒田、新潟、下関は もう一度行ってみたい場所でもあります。
写真を撮らないとおろそかな食事になり・・・