昨日、車中でも携帯でユーチューブを何回も聞きながら 小堤西池へ行きました。
明治時代校長先生が作詞作曲したそうです。
二拍子の調子もよく、長く歌い継がれたのでしょうが
太平洋戦争敗戦後は、教育的配慮から歌われなくなったのでしょう。
60数年ぶりに復活したのだそうです。
きっと長篠資料館へ行けば8番までの歌詞もわかるのだと思いますが、、
先日は早く帰ってしまいました。今度長篠へ行って 資料館で歌詞を調べて来なくっちゃ。
と思ったら、歴史好きの家人が、去年の祭り会場で貼り出してあった
歌詞八番までの写真をネットで検索して見つけてくれました。それをプリントしました。
古文調の歌詞ですが、児童たちよく覚えましたね。
5日は幟まつり開始前に、先生引率で、児童たちは城址近くの大通寺(武田勢を弔った)へ
お参りに行ってから 行事に参加していました。
しつこいようですが、お気に入りとしてもう一度ユーチューブ。
「長篠合戦の歌」
合唱祭では 5番から7番は略 武田敗走を謳ったので甲斐の人々への配慮でしょう。
一
霞か雲か はた風か 地を巻き塵を蹴立てつつ
長篠指して 攻め来たる 時は天正三年の
み山に残る桜花 若葉も浅き五月(さつき)ごろ
二
城を一挙に落とさんと 機山遺法の武田勢 (機山とは信玄の事。信玄が遺した兵法)
勇める駒の声高く たちまち四面を取り巻けば
かてに苦しむ我軍の 将卒いかでか敵すべし
三
月はかくれて影暗く 水の音さえ物すごし
鬼神に恥じぬ勝商は 張りたる網を切り破り (勝商とは 鳥居強右衛門勝商のこと)
さか巻く波をくぐりぬけ 狼煙をあぐる雁峰山
四
使命果たして帰り道 不意に虜となり果てぬ
流石にとみたる奇智をもて 敵をはかりて我兵に
今に救いは来らんと 言うより早く突かれたり
八
今や三百年前の 事とし言えど消えやらぬ
苔むす石に名を残す 誉れを鳥居権現と
まつる社頭の山桜 大和歴史の光輝なり
と、よく暗譜できたものだと感心しています。