昨日 初めて一人で映画を観に行った。
シニア料金で 土日エコ切符で市バス地下鉄も安いし
涼しく過ごすのも丁度良いし。
封切日だったから サプライズがあり
松坂桃李君が現れないかなと思ったけど、誰も現れなかった。
熟年夫婦 女性グループが多かったが男性一人女性一人も多かった。
年配の男の人が一人 入場前から奇声を発する人がいて心配だったけど
その人とは遠くの席だったのでホッとした。
本木雅弘モックンが昭和天皇を演じた。
声色を真似たりすること無く もの静かで凛とした演技の中に
最高責任者としての苦悩が伝わってきた。
阿南大臣は役所広司。
長男が戦死していたことも初めて知った。
阿南大臣の子の戦時下それもギリギリの時局の時の結婚式が
「帝国ホテルが焼失したのに執り行えたかどうか」を天皇が気遣うシーンもよかった。
NHK放送局へ玉音テープを奪いに行ったシーンも迫力あり。
トム・クルーズの映画にも惹かれたけど・・・
スピード感についていけないような気がして。
今朝のテレビで 誰だったか忘れたけど
「今上天皇が皇太子の時代から 慰霊の旅を続けておられるのは
先の戦争に対する姿勢を、政治家に行動で示しておられるのではないか」
という言葉が強く心に残っている。
今は亡き父と母に「玉音放送はどこでどう聞いたのか」 聞いておけばよかったな・・・
西瓜食ぶ仏間続きの広縁で 範子