2021年5月14日金曜日

NHK俳句   罌粟の花

5月9日

かほの上半分が見るポピーの野   鴇田智哉
      マスク生活に気が付いて得た句とのこと

渡り鳥みるみるわれの小さくなり   上田五千石蛾ある
      視野の転換がある

チューリップ喜びだけを持つてゐる  細見綾子 について後半鴇田さんが解説
 解釈 Aその花は喜びだけを持っている
    B私は喜びだけをもっている

まだ18時(ろくじ)だと夏の空輝けり  加藤諒
      作者から空へ主体の転換が感じられる 晴れやか   鴇田談
空蟬やわれの背中の空の青       岸本葉子
      切り替わっているが重ね合っていてしなやかな感じ  鴇田談

ゆつくりと脈打つ罌粟の花の丘           二席
風音の傷み始めて芥子畑
ポピーいつどこから飛んできたのです  岸本推薦  三席    
手を打つて罌粟の花びらみな散らす         一席
罌粟の花一瞬にしてあきらめる     
虞美人草何だか得をしたような
罌粟の花もっと電気の要るギター
罌粟の花包もうとして曲げる指     加藤推薦
罌粟ひらく人に三百程のつぼ

ワクチン後進国

変異株が猛威をふるっているのでしょうか。
若い人でも重症化するのなら
私の分のワクチンを子どもと交替して私は後回しで良いです。
じっと家で耐えて外出せず 
ささっと買い物に行って好きなことをして家で籠っています。
2015年から3年がかりで製作された「ヴェルサイユ」は何回も観ていますが
こんなに面白いとは。