そのうち新人賞は
東口哲半さん(京都)
荒川英之さん(半田)
お二人とも ほぼ同時期にいぶきネット句会へ入会された方です。
若く柔軟な身体と頭脳をお持ちだからでしょうか
ぐんぐんと伸びていかれてこの度の受賞となりました。
おめでとうございます♪
東口哲半氏
初秋や瀬音と紛ふ木のさやぎ
間伐の木々の匂ひや水の秋
春遅々と三味の調弦漏れ聞こゆ
竹落葉髪梳くごとく流れけり
御所青葉テニスの音の筒抜けに
荒川英之氏
子と影をかさねて帰る冬夕焼
妻の小言額に蜜柑あてて聞く
柚子風呂の柚子見つめをり片思ひ
鉄棒の児の尻ささへ日の永き
何か言ひし君の唇夏怒濤
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今日の句会の私の句
連翹や大きな声の子が通る
波美(は)しき句集の表紙春ともし