2021年12月12日日曜日

NHK俳句  マスク

阪西敦子先生    ゲストざわちん   司会岸本葉子
俯きて揺れてゐてみなマスクかな     阪西敦子
マスクして人の背なかが前にある     加倉井秋を
マスクかけ仄かに彼の眉目かな      髙浜虚子

コロナ禍の今を写しつつ残る句 

入選
マスクして半分だけの人となる  人を見てまた自分の事のように 内面も半分に
片側のマスクを外す会議の茶   岸本推薦 私も推薦 藤井竜王の仕草が見えました
凸凹の激しマスクの怒りかな   二席
お片付けマスクの混じるおもちゃ箱    
先生のマスクが数式を唱ふ    一席
マスクして又も人の名忘じけり  三席  
ため息をマスクに溜めて少女らは
早退のガキ大将の白マスク    ざわちん推薦
マスクして外して一日暮れにけり

「マスク」の季題にあまり冬のイメージを合せずに   阪西先生

眉へ足すうれひマスクの隠す分   阪西先生  即吟

阪西先生が 若い人を積極的にゲストに招いているのが伝わってきます。
ざわちんはメイクタレントとして知っていましたが、こんなに喋るのも上手で感じが良く
頭の回転も良いことに 感心しました。


背面は「蔵」の文字が浮き彫りに
輪ゴムが写っていました💦

PS コーラル系のアイシャドウを涙袋に
マスクをすると不愛想にみられがちなので 健康的なピンクを
ノーズシャドウをすると良い
チークはマスクの上に見えるように

頰紅と言わずチークと言う所が若いなと。