2021年11月21日日曜日

眼まだ枯れてはをらず枯蟷螂

 




卵を持っているような枯蟷螂

腕を上にあげて蜜柑を切る作業は
肩こり解消に良いような気がしました。

YouTubeで何度も反田さん、角野さん、牛田さんのピアノの音色を聞いて
ヤマハの音が どうしても硬い音に聞こえて(きれいな音ではありますが)
英雄の曲が少しやかましい印象でした。
ヤマハだったから残念な結果だったという印象がぬぐえず残念な気持ちでした。
反田さんと角野さんはスタンウェイですが機種?番号が違い
反田さんと小林さんのスタンウェイの方が艶やかな音の印象でした。
と、ど素人の私が言うのも変ですが。

NHK俳句 木枯

岸本尚毅先生  ゲスト マツモトクラブ  アシスタント中田喜子

百合みだら五つひらいてみなみだら  時実新子  

海に出て木枯帰るところなし     山口誓子

入選句

木枯や日がな湯に入る園の猿  二席  

木枯を逃げて楽しや高島屋   店の名を言ったことが現実感がある  三席

木枯やひまはり組に立つ積木  

木枯しは嬉しく辛し芋を干す  一席 上から詠む→何のことだろう→種明かし

木枯や誓子行方を見守りて

木枯や蝶伏せゐたる石の上   大きい季語に小さい蝶

木枯や犬の柩の重からず    打消し表現で思いが伝わる

繋がらぬ手には木枯いくじなし    ゲスト推薦 中田推薦 

木枯に向かう女や髪の嵩    きりっとした女性の姿が際立つ


木枯や天使の梯子けざやかに  中田喜子

 難しい題材をよく詠んだ 「けざやかに」が目立つ

岸本先生添削

 木枯や天使の梯子ありありと  「まざまざと」を考えたが強過ぎるので

木枯しの遠き記憶に暖をとる  マツモトクラブ

 遠き記憶でほっこりする「見たて」のようで川柳ぽい印象になる

岸本先生添削 木枯しの遠き記憶や暖をとる

木枯の夜の訃笑顔を思ひ出す  投稿句

 毎年木枯しが吹くと思い出す(マツモト)

 もう少しスッキリできないか(中田)

岸本先生添削 木枯の訃にありし日の笑顔かな