今日は 京都の上賀茂・下賀茂神社の名越の祓の紹介がありました。
井上弘美先生の30分は一言一言が無駄なく
無知の私が新しいことを知ることが出来、
とても素晴らしい授業を受けているような。
ゲスト 綿矢りさ 井上先生の教え子とのこと。
司会 戸田菜穂 井上先生がお着物なので今日もお洋服。
形代をいちまい沈め夜の川 井上弘美
第一席
北限の海女の加はる夏祓 東北の震災を思うときに 重みのある一句
第二席
蠍座を天に放ちて夏祓
第三席
形代やひかりの重さもて沈み 「や」で切っているが内容的にはひとつのこと
夏祓きれいな脚のくぐりける
形代の白を尽くせる幽さかな (くらさかな)
篝火の雨に流るる夏越かな
近江路の闇に湖あり夏祓 水平な風景
もう誰も来ぬ月光の茅の輪かな 静寂な時を月光の中で迎えた
闇に浮く茅の輪潜りて闇に出づ 現代的 茅の輪の手前も向こうも闇
くぐっても変わらない
水無月という銘の 京都のお菓子
いつもTさんが落書へ紹介してくださいます。