<スポーツを詠む>
告白を始める息をして泳ぐ 対馬康子
熱狂と無音を行き来バタフライ 松田丈志
⇩ 対馬先生添削
熱狂と無音を行くやバタフライ
金秋や火の無き聖火台の熱 武井 壮
武井さん上手すぎます。
私も上京の度に新国立競技場の建設を楽しみに写真に撮ってきました。
陸上のリレー予選にも応募もしました。
題 十月
十月や屋号の変はる純喫茶
十月のみなみのうをはさびしけれ 二席
十月の声歌垣の遠つ声 一席
十月や早世の父と酒を酌む
隠れ家の十月アンネと今朝のパン
十月や蛹固まる葦の茎
グーグルで私の十月を探す
海峡を馬食む風も十月ぞ 三席
十月の遠心力を持て余す
ときどきは俳句の事を書かないと💦
十月は4音なので下五へ入れるのが難しい。
三席の句は見本というか使い方の一例としても良いチョイスでなかなか詠めません。