松本白嚶と松本幸四郎の襲名披露公演がありました。
25日が千穐楽。
弟夫婦が歌舞伎好きで ネットで千穐楽午後の部を買ったのですが
弟に夜の仕事(接待?)が出来て 一部を見ただけで東海市に戻ることになり
私に声がかかりました。
二部と三部を私が見ました。棚ボタというところです。
第二部は勧進帳だったので まあよく知っている演目です。
弁慶は松本白嚶の当たり役でしょうか。
幸四郎が富樫役をやりました。
中村鴈治郎(むかし扇雀)が義経でした。
以下はウィキペディア調べ
<特に昭和初期の七代目松本幸四郎の弁慶・六代目尾上菊五郎の義経・十五代目市村羽左衛門の富樫は近来の白眉とされ、1943年(昭和18年)歌舞伎座で上演された舞台は映画にも記録された。>
今の白嚶のお父さんと、菊五郎のお祖父さんでしょうか。見てみたいものですが、、、
若い幸四郎はやはり声が若かったです。
はじめ義経役かなと思ったのですが 違っていました。
義経は扇千景の息子さんのほうでした。義経はあまりセリフがないですから。
第三部は和事の「廓文章」という演目でしたが、歌舞伎素人の私はあまり知らない内容でした。
放蕩息子役の幸四郎が めでたく好きな花魁を身請けできて めでたしめでたしの話でした。
中村壱太郎が 太夫の女形をしましたが 彼は坂田藤十郎の長男のほうの孫とのこと。
幕間まえの 待ち合わせまでを 一階でウロウロとしていたら
お土産に俳風お好み焼をすすめられました。(そのお菓子を並べていた人から)
「俳句の味 名刀の味」 と添え書きしてありましたがなんでこんな名前かと思ったら「伊賀市」の製菓会社でした。
おせんべいですが海苔の味がしたり ゴマが入っていたり
形はお好み焼きでも味はせんべいです。
添加物は入っていないとのことが自慢のお菓子のようでした。
確かに、膨張剤(ベーキングパウダー)以外は何も化学添加はありませんでした。
素朴な味でおいしかったです。ただ俳句は何も書いてありませんでした。
伊賀は芭蕉の生誕地
そして
伊賀は名刀の産地でもあるようです。
と思ったら、栞に
俳句の味
「四季折々、大自然につつまれ、ゆったりとしたひと時を感じながらご賞味ください。
口どけと共に俳句のような奥深い味わいが心に残ります。」
名刀の味
「名刀を鍛えるが如く水分がなくなるまで時間をかけて
丹念に蒸し焼きしています。芯まで焼き上げた小麦粉の究極の
香ばしさとコクをお楽しみください。」
御園座の前に 丸の内の義弟の家へ出産祝いを持って行って
久しぶりに訪問して 仏壇に手を合わせお茶をいただきましたが、
「どこかお出かけ?」と聞かれたので
御園座の話をしたら 御園座の上部階はマンションで
最上階は五億円だとのこと!!
だれか住んでいるのかな~?