柴田英嗣と庄司浩平の回
春風や十七音を探す旅 柴田
地球は青かった12の苗木植う 庄司 二物衝撃 破調に挑戦
季重なりの話
四五人に月落ちかかるをどり哉 蕪村 哉があるからをどりが強い 主従
夕月に大根洗ふ流れかな 子規 季移り(季節が違う) 大根(冬)の句
日焼顔見合ひてうまし氷水 秋櫻子 季重なりだけど強弱はない
障子しめて四方の紅葉を感じをり 立子 冬とも秋とも 冬紅葉の句か
堀田:挨拶に「暑いですね」など季節を言うことがあった
季重なりを怖れない
汗かけば氷菓に涼み暑き夏 必然性がないので 「氷菓」の句としたい
季重なりの名句
菜の花や月は東に日は西に 蕪村
炎天の巌の裸子やはらかし 龍太
霧に白鳥白鳥に霧というべきか 兜太
堀田季何 特選六句
クーデター前夜アスパラガス尖る
アスパラガス晴れは夜まで続くでせう
文節のやうに/アスパラガスを/切る
アスパラガス曲がつたものの無い世界
爆心にアスパラガスの横たわる
店主は移民白アスパラは8€
従妹から(知恩院)
隈研吾氏設計の文化施設