2018年11月4日日曜日

蕗をもらいに

年に一度 故郷の文化祭へ出るとき
ここ3年くらいは着物で出かけています。

今年は運転手がいたので、裾や草履に気を遣わずに良かったけど
毎年大人気のため駐車場が大変。
歩いて10分はかからないけど お祭りの時も駐車場になる小学校校庭へ。

30分前に着いたのに
「釜石の焼き秋刀魚」と「地元の蕗」先着700名くらいもらえるので長蛇の列でした。
今年は運転手が並んでくれて 蕗をゲット。無料でゲットは初めてのことで嬉しい。
青々として良い蕗でした。



秋刀魚は時間限定のチケット制で 焼けた時間にもらえるそうで
遅くなると食べられる時間も遅くなるのであきらめたようです。

農産物も人気で 金賞銀賞などと展示してあり 実物を見て購入できるのですが 
3時までは展示で 引取は3時以降なので これも購入は難しく。
弟夫婦にも会いました。 生家の本家がミカン金賞でした。


昨年は達筆の人に染筆依頼したのだそうですが 
今年は 断られたとのことで お鉢が回ってきました。
小学生のような字で・・・と言い訳しつつ、引き受けてしまうおっちょこちょいです。
世の中大勢書の達人はいるのですが 御礼が大変になるので。
書きやすい字とそうでないものがあることが分かりました。
漢字の画数が多すぎても少なすぎてもむずかしいです。

   茶箱から若あゆ日記きらら虫   
      
     註:若あゆ日記とは中学時代みんなに与えられた、担任に見せる日記 私も書いていました

 母の齢越えて母待つ門火かな

 手付かずの終活ノート鰯雲

 新涼や子のまだ踏まぬ土踏まず

 初入選一句団扇に描きけり

 鬼灯や記憶の底の焼夷弾

 鉄匂ふ工都の川に鯊の潮 

7賞のうち6句には選を入れたので まずまずの選句だったと満足しています。
玉葱をいただく95歳の母の句友だった方が、お嫁さんに手を引かれて見学に。
玉葱大根白菜西瓜を作り 瓜漬け上手で書も日本画も俳画も上手な達人は
お友達の書を見に 俳句も必ず見に来てくださる。

伯母から貰ったのですが、祖母が最後に作ったらしいという着物は 
万筋ではないかと 来客から言われました。でも竹の節のような模様がついています。








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