2014年2月28日金曜日

春の塵

先週、娘の雛人形を飾りました。
転勤族だったので内裏雛の平飾りです。
出し入れも簡単なのに、成人したころからあまり飾っていなかったのですが
初孫が女の子だったので再び飾り始めました。
大抵は床の間に飾るのですが 今年は玄関に飾ってみました。
スペースがいっぱいいっぱいですが、
窮屈ながらもお人形さんは喜んでくれていることでしょう。



新潟で園児や児童たちが外遊びできない様子を報道しているのを見て
PM2.5は福岡や九州ばかりに降ってくるわけではないのだなと思いました。
本来PM2.5は見えないもののようですが 中国の黄砂の飛来と大気汚染物

質と一緒にやって来るのでしょう。
北京のスモッグを映像で見ると、ガスマスクをしても良いのでは・・・

と思ってしまうのですが・・・
しかし我が国の汚染水の海のことを思うと こちらも人類の英知を集めて
何とかならないのだろうかと思うばかり。

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子は遠し陶の兜に春の塵   栗田やすし

陶の兜によりこの句の「子」は男の子。
今お子さんたちが成長なさっても身近に陶の兜を飾っておられるところが心なごみます。
「春の塵」は「春塵」の傍題で ほかに「春埃」「霾(つちふる)」「
黄砂」なども同じ分類ですが
「春の塵」にはつややかさ、雅な雰囲気があり、陶の兜の艶と絶妙に響き合っています。
過ぎ去った昔を懐かしく思い出しながら 
陶の兜をふと見やるとうっすらと塵が
塵は日常生活の塵で黄砂ではないのかもしれませんが、
遠い沖縄在住のご子息ということも思うと西方から飛んで来た塵なのかもしれない、
そんな想像もふくらんできます。

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雛市を巡りて買へり犬張子    ☆NORIKO☆

初孫のお宮参りの前に犬張子を日進の「久月」で買いました。
しかし熱田神宮にもちゃ~んと売っていました。
「久月」よりも大小さまざま、何種類もありました。