2016年10月31日月曜日

東海俳句大会

今朝は予定より一時間も早く目覚める。
それで、昨日のことを忘れないうちに書いておきます。

俳人協会55周年記念として東海三県合同による俳句大会がありました。
講演は「狩」副主宰片山由美子氏による『字余り考』
音大卒のピアニストでもある片山氏は
私がテレビや、主宰が俳人協会賞をいただかれたときの本部大会
祝賀会においても見る限り、白か黒の装い。
肌が透き通るように白く、脚も美しいので必ず膝丈のスカート。
そして 講演は 音楽的観点から ユニークな自論を展開されました。



先ず定型の読み方にも違いのあることを

五月雨をあつめて早し最上川  
さみ だれ を・ ・・/あつ めて はや  し・/もが みが わ・ ・・   (・は八分休符)
古池や蛙飛びこむ水の音
ふる いけ や・ ・・/・か わず とび こむ/みず のお と・ ・・ 


「字余りの例句」をあげ
「言葉をリズムとして 三連符、六連符 などと速く読むと
あまり気にならない句もある事、俳句は調べ、読んで楽しむ、文字で作るイメージがあるが
耳で聞き目で読み両方で味わう」

と 風邪気味と仰りながら 静かな話り口で講演をされても 少しも眠くない
楽しいご講演でした。

おっと 片山先生は私と同年。
そういえば故郷の同じ中学で片山さんと同じ音大に行った人がいたので
近づいて挨拶すればよかったかなと 今になって気がついた。

私の句  事前募集2800句のうち17名の選者のなかで4名に採っていただきました。
相変わらず私らしく、つつましく。
だって6句も投句しました (ー_ー)!!

服部 鹿頭矢 入選
和服みな譲ると決めて土用干 

岡崎 光魚 入選
形代の裾をはみ出す幼な文字

辻 恵美子 入選
ひと夜にて死す景品の甲虫

宮田 正和 入選
遠まはりすれば小さき花野かな 

当日句 414名414句中の1点
加藤 かな文 入選  
すべりゆくエイト色なき風の中

一番若い(と思う)先生だから採っていただけたのかな?! 

私の芸術が爆発する日はいつでしょうか???

おまけ。。。
講演中 来る時には綺麗なはずだった
ウレタンのウエッジソールの靴が 底が取れて
カーペットに散らばっていることに気がつきました。

以前もおしゃれ用の靴として久しぶりに履いて そんなことがありましたが、
又やってしまいました。2足目です。
休憩中に 爪先歩きしながらエスカ地下街で 靴を買って、
履いてきた靴は処分してもらいました。経年劣化だそうです。表面はピカピカなのに!! 
10年も前に三越で、清水の舞台から飛び降りるように でも 迷いながら買って 
私の中では上等の靴だから履かずじまいが多かった・・・ (+_+)