2015年7月31日金曜日

ゆかり

今日は38度の予想。
「部屋の温度は28度以下に設定しましょう」(気象予報士)

昨日は用あって故郷へ
立て替えてもらった代金を払いたいと仰るので。
(もっとあとでも良かったのだが・・・)

ついでに卵焼きのたっぷり入った巻寿司(ヤマナカ製)とお茶を差し入れしたら
とても喜んでくださった。
実は自分の分もあると言い 一緒に食べてきた。

奥様が施設に入院中で 昼間は一人暮らし。
同居の娘さんは夜遅くしか会社から帰って来ないそうである。
エアコンはつけておられなかった。
伯母も叔母もそうだったが 一人の時は出来るだけ節約しているみたいで
それがお年寄りの気性なのだろう。

食べ終わったころ、近くに住んでいるらしいお孫さんがちゃんと顔を出して(?)
安全確認に来られた。身内 特に娘さんが近くにいるのは良いなあと思う。 
その昔 5歳の息子さんを無くされたそうで小さいお仏壇があった。
和菓子舗を営んでおられたので 初物の和菓子を供えた俳句を多く作っておられた。

母も 近くに来たときは和菓子を買いに来てくれたという。
そんな話は聞いたことも無くてびっくりした。
私は転勤ばかりして遠くにいたからね・・・

帰りに久しぶりに「坂角総本舗」本店へえびせんべいを買いに行った。
ここで、本日焼き立ての「ゆかり」一枚と冷たいお茶をいただいた。
本店だけのサービスらしい。
向かいには創業者の立派な和風邸宅があった。
私は存じ上げないが、父と市の会計監査役をされた。

カゴメの元社長宅 イチビキ社長のお宅 他にも立派な和風住宅がある。
父が最後の入院中 K病院からの一時帰宅の道すがら、立派な入母屋造りの家を見て
「俺もこんな家に住んでみたかったなあ」と言った。

でも30年前に小さいながらも 息子の家を土の壁で建てたんだから、偉かったね。
本家の大工さんから「百年はもつよ」と言われたんだから。
設計士さんに頼んであって 自分の家ではないのに、
母が自分なりに考えた間取りを方眼ノートに書いていたことも懐かしい。