選者 和田華凛 テーマ:季語からみるDNA
父 後藤立夫 祖父 後藤日奈夫 曾祖父 後藤夜半 (まさにDNAがすごい・・・)
ゲスト 俳優・気象予報士 片岡信和 可愛くておしゃれなシャツを着用
催花雨 菜種梅雨 など軽やかに語る
題 桜・花 (花冷え 花衣 花の雨・・・)
花の雲は何か→花が満開の様子を雲に見立てた
桜前線は新しい言葉 花便り
名句鑑賞
咲き満ちてこぼるゝ花もなかりけり 高浜虚子
虚子が鎌倉の花を詠んだ
物の見えたる光 いまだ心にきえざる中(うち)にいひとむべし 芭蕉のことば
一山の花の散り込む谷と聞く 稲畑汀子
吉野の桜を詠んだ
特選六句
花追うて旅の終はりの五稜郭
夕桜デジャヴのやうな会話して デジャヴ:既視感
花の山子が落ちて来る滑り台
イエスタディ流るる葬や花の昼
車出て車のかたち桜散る
桜みる桜にみらる南無阿弥陀
流れゆく日々とどまりし桜色 片岡作
流れゆく日月とどめ花の雲 和田さん添削
特選三席
天も地も汝も吾も時も消え桜
特選二席
シャガールの飛花クリムトの落花かな
特選一席
花冷えや同じところでまた涙
昨年 五条川にて