2022年3月6日日曜日

NHK俳句  卒業

 雲あふれ卒業の日の水たまり     片山由美子

ゲスト パティシエ捧雄介氏  司会 武井

ただごと俳句

三つ食へば葉三片や桜餅    虚子

母の背の丸くなりたる夜なべかな   ×  皆がそう思うのは陳腐で只事すぎる

太陽が沈めば日暮冷し酒       〇 あえて当り前なことを言い

一夜明け一夜干しなる針魚かな    〇 一夜の繰り返しのリズムにのり平凡でなくなる

入選句

マルクスに少し染まりて卒業す

卒業の日の朝刊を配り終ふ

卒業の朝やココアを少しだけ    武井推薦   三席

部室には部室の匂ひ卒業す

戻り来ぬ一冊の本卒業す

卒業の日の駅前のさざめきぬ

卒業す敬語使へる子となりて    二席

卒業の日は坂道をゆつくりと  「は」画効いている  普段はゆっくりでない

卒業や太平洋を見に父と    ゲスト推薦  私推薦  一席

ただごと俳句

あたたかや日記に晴れの印記す   武井  〇

  「記す」がかたいので「記したる」 片山

良い句はおのずから整っている  片山

※ゲストのお店 新宿小田急百貨店と判明しました  本店もあるようですが