伊吹嶺 ４月号

遠峰集より

初凧の天地を繋ぐ糸の張り

年金を少し寄付して冬ぬくし

日の匂ひ溜めてふくらむ干布団

座布団に顎のせてをり狩の犬

スノーボーダー回るよ地球飛び出して

梅あそこ此処と愛で合ひ本借りに

白雪芥子

猪高緑地にて

長久手古戦場址にて

地上波

久しぶりにサッカーの最終予選地上波放送。
その前の試合は海外であったため、DAZNの有料テレビ。

世界ランキング９８位のベトナムが頑張って　日本のホームで１－１のドロー

グループ２位での通過となりました。

解説は松木安太郎氏と内田篤人氏（情熱と冷静って感じでバランス取れています）

内田氏は「本選で先取点取られたら終わり」と。

GK川島選手だったので　ビックリしました。

以前のような関心と盛り上がりが少ない私は

パソコンで作業しながら見ていました。

10月から股関節の痛みがあり整形外科に通っていましたが

千原ジュニアが夜中に痛くて悲鳴を上げたという

突発性大腿骨の壊死の病気を聞いて、夜中寝ていて痛いというのが似ているので

また診察に行きました。

半年前のレントゲンと比べて変化がないから様子見となりました。

MRIでないと分からないのだそうです。

３か月リハビリにも通いましたが、好転せずで、いやだなあと思っているところです。

思い出したこと。

右の手足が左より冷たく感じることがあり、

これが原因のひとつと言われる血流が悪いということではないかと。　

今度通院するときに忘れないように先生にお話ししなければ。

市の特定健診、締切ギリギリに申し込みの電話をしたら

駆け込み予約で埋まっている（受付嬢）ので直接先生と話してください

と言われて行きました。特に胃がん検診も久しぶりなので、そう言ったのですが

先生は「具合の悪いところがなければ次回（半年後）で良いです」と仰いました。

かかりつけ医は忙しくて胃がん検診をしていません（心臓血管外科専門医）。

基本の血液検査は年二回行っているので、これを年一回＋無料検査とし、

胃がんと大腸がんを胃腸科の先生に申し込めば良いのか・・・

NHK全国俳句大会のニュース ５/１放送予定

ニュースより　大賞３句　　放送は5月1日

雨雲の行く手や蕎麦の花明かり

人はまだ君の死知らず冬の虹

一斉に灯し聖樹を驚かす

昨日は「覚えておきたい短歌と俳句100選」の放送がありましたが

俳句で学者の先生が加わったためか、江戸時代の人が13人

昭和を彩った俳人が少ない気がして残念でした。

4Ｓのひとり山口誓子も

また、蛇笏賞も得られている細見綾子先生もなくて。。。

好みは分かれるってことにして・・・

【俳句５０選】

NHKさん【０９】によっぽりと秋の空なる不尽の山　　　上五が抜けてますよ

訂正してありました（１６：００加筆）

【PDF版】

短歌の栗本さん穂村さんはこの選者でもありましたが、選ばれてもいました。

観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生　　　栗本京子

【短歌５０選】

【PDF版】

今日

坂本花織選手おめでとう。

どれくらい練習を重ねたらノーミスできるのでしょうか。

（ノーミスする、ノーミスできない）は（？）と思うことはありますが、置いといて。

今日は宇野君頑張って～✨

映画「東京公園」の監督の青山さんという方、奥様はとよた真帆さんとのこと。

知らなかったです。まだお若いのに残念ですが、名作は歳月を経ても残ります。

そして俳句もまた。沢山の迷作（私のこと）の中から、

心に残る句が一つでも二つでも出来れば・・・と。

🍑「桃太郎」と「二匹のかえる」🐸

昨日、ゼレンスキー大統領の奥様が、大統領夫人になってから

目の不自由な子供へ日本の童話をウクライナ語に訳した話が演説の中で取り上げられました。

何の童話かと気になっていたところ、「桃太郎」と「二匹のかえる」だとのこと。

「二匹のかえる」は新実南吉作でした✨

知多半島出身としては嬉しい限りです。

けんかしてから冬眠して仲直りするお話とか。

青空や枝垂れ桜は一分咲き

 

NHK俳句 題 雛

雛の間よ背広吊るすも飯食ふも　　　岸本尚毅

ゲスト　桃沢健輔　　　　司会　中田喜子

草の戸も住替る代ぞひなの家　　　芭蕉

　世の移り変わりを詠んだ

入選句

猫のいる少し古びた雛の家

薄給の頃懐かしき雛かな

古雛やま白き肌は母に似て

枕辺の薬リモコン紙雛　　　　　桃沢推薦　　三席

雛の間に子を丸々と育てけり

山売った事など知らず雛飾る

大空を雲の行列雛まつり　　　　私推薦　　　一席

　空間が出ている　雛（屋内）空（屋外）を取り合わせてよい句となった　

　理屈ではないところで響きあっている　（岸本）

　華やかで幸せなものに見える　他の言葉の見せ方　と、ゲストが述べる　（桃沢）

ボタ山の麓の街の雛まつり

炭鉱王浮名と雛を残しけり　　　中田推薦　　　二席

　これは福岡の伊藤家で見ました。柳原白蓮の最初の夫

ブロカント母国の雛の笑みかすか　　中田

　ブロカントをかみ砕いた「フランスの骨董市に笑まう雛」

雛祭並べて冷やすビールかな　　　　桃沢

　缶ビール並べて冷やす雛祭

一寸の雛飾る男の書斎かな

　一寸の雛を男の書斎かな

　一寸の雛や男の書斎にて

今日で岸本さん中田さん最後、中田さんもう一年お願いしたかった💦

去年のアルバムより

星砂はひとでの形春うらら

最近出てきたもの。　与論島にて拾ったのとお土産と。

持っていたことを忘れていたら本棚の奥から出てきました。

プレバト春光戦

予選

C組

初虹の窓辺プランター葬の鉢　　　　　岩永徹也　４位

　「プランター葬」の言葉の質量が大きい。

プランター葬はつ虹の大きな窓　　（夏井添削）

　プランター葬を選べば春の虹　　　　〃

ダイヤ改正春恨の昇り降り　　　　　ミッツ

　春恨の改正二番ホーム嗚呼　　　（夏井添削）

静けさや一貫校の春休み　　　　　千賀　　　２位

卒業や階段に階段の影　　　　　　村上　　　１位

D組

春雷すストレッチャーを急かす駅　　　しょうきち　　２位

春帽子手に駆け上るあと５段　　　　　皆藤愛子　　　３位

　発車ベルあと５段春帽子手に　　　駆け上がるが不要になりテーマ性が出る

春愁をエスカレーター地下へ地下へ　　森口瑤子　　　１位

　春の憂いの私を地下へ　　「を」が出来ることは実力

　地下へ地下へ　　字余りもリフレインも重い心が伝わる　　（夏井）

NHK俳句 「摘草」

阪西敦子　ゲスト村雨氏（庭師、俳優、スウェーデン人）　司会岸本葉子

摘草や草の名母によみがへり

摘草や隣に人のゐるごとく　　　　　岸本推薦

草摘の母より小さく歌聞こゆ　　　　一席

摘草のいつしか雲の中にゐる　　　　二席

草摘みし夜の眼裏のうすみどり　　　村雨推薦　　三席

摘草や犬は家路を恋しがり

摘草や手にしんなりと生きてをり

摘草はしつかり握り転びをり

摘草やすきとほりたる揚げ油

プレバト 春光戦 その１

テーマ「パンorライス」

Aブロック

寒明のキャンプごはんはアルデンテ　　パックン

　卒業記念キャンプご飯はアルデンテ　夏井添削

トラクター祖父の膝乗る春休み　　　　千原　２位

　　 祖父の膝乗るで良いか？膝に乗る？（私）

選ばらざる道過る独活ほろ苦し　　　　馬場　　決勝へ

Bブロック

春昼やこんどの人はパンが好き　　　　筒井真理子　２位

　春昼が少し漠然としている　季語を再考すると良い　人のイメージがほしい（夏井）

春眠しパンで拭ったソース跡　　　　　パンサー向井　３位

　なかなかいいんじゃないかな（私）　　季語が動く（夏井）

花追風見知らぬ町の握りめし　　　　　中田喜子　　　最下位

　握り飯の取り合わせは良いが中七が漠然としている（夏井）

　花追風吹いて三日の握りめし　　あえて「吹く」を入れた

　花追風梅かこんぶか握りめし　　テーマが活きる　（夏井）

公開録画当たった浅蜊開いた　　　藤本

　センスが良いなと。（私）

　言葉同士に火花が散って詩になる　

　二択の結果が人生（夏井）

　公開録画当たった浅蜊口あけた　（夏井添削）

ＣＭが長くて気を持たせすぎがネックではありますが。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

NHK俳句 卒業

 雲あふれ卒業の日の水たまり　　　　　片山由美子

ゲスト　パティシエ捧雄介氏　　司会　武井

ただごと俳句

三つ食へば葉三片や桜餅　　　　虚子

母の背の丸くなりたる夜なべかな　　　×　　皆がそう思うのは陳腐で只事すぎる

太陽が沈めば日暮冷し酒　　　　　　　〇　あえて当り前なことを言い

一夜明け一夜干しなる針魚かな　　　　〇　一夜の繰り返しのリズムにのり平凡でなくなる

入選句

マルクスに少し染まりて卒業す

卒業の日の朝刊を配り終ふ

卒業の朝やココアを少しだけ　　　　武井推薦　　　三席

部室には部室の匂ひ卒業す

戻り来ぬ一冊の本卒業す

卒業の日の駅前のさざめきぬ

卒業す敬語使へる子となりて　　　　二席

卒業の日は坂道をゆつくりと　　「は」画効いている　　普段はゆっくりでない

卒業や太平洋を見に父と　　　　ゲスト推薦　　私推薦　　一席

ただごと俳句

あたたかや日記に晴れの印記す　　　武井　　〇

　　「記す」がかたいので「記したる」　片山

良い句はおのずから整っている　　片山

※ゲストのお店　新宿小田急百貨店と判明しました　　本店もあるようですが

プレバト

流し雛目があったのよ、本当よ　　　志らく　

　　流される雛と目が合ったと言い張る　　　夏井添削　

　　かなり字余りですが💦

春夜のおもちゃ屋プラレールのやわやわ　　キスマイ横尾　　昇格

お歯黒のかすかにのぞく雛かな　　　　　梅沢

　　お歯黒のかすかに雛の笑まひけり　　　夏井添削

伊吹嶺３月号

遠峰集より

稿継いで晦日の雪に籠るなり

寄せ植ゑを門に一対年迎ふ

狛犬の阿吽にも銭初詣

髪少し手櫛で梳いて初鏡

刀身の返す光や初稽古

☆：*・。.＋・。.*☆：*・。.＋・。.*☆

あさイチ

毎日見てるわけじゃないですが、本郷奏多くん見ました。
子役４歳からデビュー、初主演１５歳で多部未華子ちゃんと共演。
奏多君は童顔ですね。良い人そうだなぁ。
日大芸術学部写真科卒業だったこと、大学時代の友達同士で旅行したりと。
自分の好きなことを楽しんでる。
「進撃の巨人」で春馬君と共演してたなぁ。同い年です。子役だったことも似てる。

綺麗好きってところも似ている。大学は、行きたかったかもしれない。

別の職業の友達がいたら　違う結果になっていただろうか・・・

飴ちゃん入れになりました

器用な人がうらやましい

雛飾るその黒髪を先づ撫でて

 

百合子画