2015年10月15日木曜日

秋日和

秋日和を S医院に通院
先月より心電図の期外収縮は少なかった模様。
薬も前と変わらず。

名古屋城天守閣を木造にしたい市長
観光の起爆剤になるのかどうでしょう。
それよりも 他にする事ないのかな?

★今日の調べごと

「し」の用い方
俳句で「し」 の使い方がなかなか手ごわいです。
歴史的仮名遣いを用いているので
文語文法を知っていないといけないのですが
いざ自分で説明すると言うことは出来ませんが・・・
結局は辞典や参考書で確認することになります。

全句集成りし報せや綾子の忌  ☆NORIKO☆

二種類ある(娘と私の高校時代の)
古語辞典を見てみると、私の「三省堂 金田一京助 金田一春彦 監修」に

し 助動特活連体

①過去あるいは想起したことがらを表す。・・・・タ

「一目見給ひし 御心にだに忘れ給はぬに」竹取

他に二つほど別の例が載っており

②後世誤って以前の動作・作用の結果の現存を表す。・・・・テイル

「賀茂の河たちまち乾きし袖にかけんものとは」拾玉 (拾玉って何の書物の省略かしら)

なので私の句も①でも②でも良いのかな。

し 「過去の助動詞 [き]の連体形」

Rさんお薦めの参考書

『俳句における日本語』 吉岡桂六著 に

◆過去の意味

過去の事でその結果が現在に及んでいない

   春の蚊のひとたび過ぎし眉の上  日野草城

   ゆきふるといひしばかりの人しづか  室生犀星

その結果が現在に及んでいる用い方
それは「き」の働きというよりも、むしろ「き」が付く動詞の性質の違いによる
「汚れる」や「つまる」は瞬間動詞とよばれ 、状態の変化を表す動詞なのである。

   飲食に汚れし炉辺や草の宿  松本たかし

   糸瓜咲て痰のつまりし仏かな  正岡子規



古語辞典に襲の色目もカラーでついていました
 
記憶にもありませんでした