2016年6月25日土曜日

伯母忌明け

明日 忌明けの仏前に・・・
くえ伯母さんへ

三姉妹

雛飾る一代おきに三姉妹
寄り添うて植田見詰むる老夫婦
古里の田の字の間取り団扇風
井戸の水汲んで冷やせり大西瓜
軽々と稲架棒担ぐ翁かな
腰曲げて媼落穂を拾ひけり
日に乾く音のかすかに稲架襖
餅搗の腰を入れてと励まさる
固く結ふ紺の風呂敷餅配
青空へ児の声ひびく蜜柑山
太陽の色あふれしめ蜜柑籠
蜜柑山四方より目白声こぼす
蜜柑狩倦みて幼の鬼ごつこ
雨あとの坂に転ぶ児蜜柑山
幼子と剪りし蜜柑を食べ合へり
木登りの児らの嬌声蜜柑山
車座となりて昼餉や冬すみれ
初雪の雨に変れり蜜柑山
蜜柑摘み終へて風鳴る夕間暮れ
農小屋の昼を灯して蜜柑選る
表彰状掲げし座敷菊香る
笑顔佳き卆寿と語り日向ぼこ
病む伯母の鎖骨のくぼみ春寒し
折鶴と百合を柩に訣れの日
三姉妹お花畑に憩ふらむ


伊吹嶺掲載句もあります。


選挙

昨日は ユーロ2016の結果よりびっくりな・・・UKの選挙でした。

私の選挙。
不在者投票所にて。

地方区を書き、全国区の名簿を見て、ハタと同姓がいることに気付き
すっかり名前の方を忘れていたのでした。

「名前が・・」などとむにゃむにゃ立会人に話したら
「拡大鏡持って来ましょうか」
「いえ下の名前を忘れて」
「党名でも良いですよ」
「選挙公報見せてもらえませんか」
「まだ配布していません。ちょっと待ってください」

すると区役所選管の人が来て、名前と住所を聞き取りされました。
「投票用紙を私が預かりますから外へ出て携帯で確認してもいいです」と言いました。
「携帯忘れたので公衆電話で確かめたい」と申し出ました。

「ではご案内します」と
階下の保健所前に連れて行ってもらい、家人に電話。
電話繋がらなかったら党名にしようと思っていましたが繋がって安堵。

選管職員と一緒に再度入場、無事投票してきました。
こういう人 ご高齢の人ならいるかもしれませんが(*_*)

「掌に書いて行け」と後で言われました。
来週は上京するし、当日は本当に子守になるかわからないし
最近は不在者投票ばかりしています。
本当は一家で仲良く投票所にというスタイルが好きなのですが
さっさと会社帰りに投票に行ってしまうし。

あわてて不在投票に行く必要なかったけど
自慢できるのは選挙に行かないことはないという事。。。
いつも 国政選挙の時は選挙速報最後まで見ています。。。
これも父親似。

英国は天気が悪かったらしい・・?です。
日本の魚で言えば「鯛」?英国は。
Kingdom なんだ!!って。

世界のいろんな連合も なかなか纏まらないようです。
学級会にたとえるなら
学級委員長は 喧嘩ばかりしている子も 
武器開発ばかりしている裸の王様もなかなか抑えられません。