2026年11月3日火曜日

通院メモ

10/25 幽かに耳鳴りがあったかもしれない
10/26 午前中は別のクリニック予約があったためそちらを優先したが、
朝から耳鳴り、音の響き、頭へ響くように。スーパーのBGMもつらかった。
午後耳鼻科を予約、19:30(ネットで)60番最後の患者
予診と聴力検査で急性突発性難聴と。
始めの2週間が勝負と先生。
入院もありうると言われ不安に。投薬有り。1週間顆粒の薬。1日3回。
今日は遅いので明日午前中に点滴にと。
10/27 点滴患者は前日に点滴の指示メモもらっているので予約なしでも呼んでくれる。
診察(問診などを受けて)後、点滴ベッドへ。
腕(ひじの内側真ん中)は針を刺したあとが痛く、左手の甲にて行った。
点滴は一時間くらいかかると言われるが、
実際に医院に入ってから帰るまでは投薬があれば2時間近くかかる。
10/28 点滴 右手甲
10/29 平日の休診日のため、1日だけの錠剤(1日3回)追加。
S医院へ。耳鼻科の話もして入院もありうると言われましたと言ったら
「入院しても点滴するだけで同じ」と・・(?)
10/30 聴力検査。少し改善が見られたとのこと。点滴。右手甲。
10/31 眠れたかは毎回聞かれるが、3時間眠られず2時間程度寝て、また2時間横になっていたりしたこともあった。
点滴 右手甲。 11/1の1日分の錠剤 1日2回2個ずつ 朝晩になった。
11/2 聴力検査 前回より良いとのことだけど、実感はあまりない。点滴左手甲。
聴力検査は良い傾向なので、通院治療を継続することに。 耳鳴りは治っていない。
まさか私が聞こえた気になって、聞こえるスイッチを押したのかなと思ったりした。
祝日分の投薬と1週間分の顆粒の薬追加。
11/3 祝日のための錠剤 1日1回2個朝だけになった。
11/3 前夜は耳鳴りで眠れなかった。眠れていたのだろうか。
目を閉じても耳鳴りが続くのでまんじりともせず。
時計を見ていないので分からなかった。今日は少しふらつく感じがした。
11/2点滴中、おそらく中耳炎の1-2歳の男の子が20―30分泣き通し。
先生は鼓膜切開をして膿が出たと仰った。
老人にも子供にも親にも常に慌てたり騒ぐことなく静かに語り、
静かに人の話も聞いてくれる先生。
「今日は信号を間違えそうになってしまいました」と言ったら「気を付けてくださいね」。
当たり前の対応かもしれなくても、話し方が優しくて安心します。


アッシー君に乗せてもらい
見学に行きました









    

2026年10月31日土曜日

伊吹嶺11月号

風光集より

爽やかやグラシン巻の『夜学の灯』

夏掛にぬくみを残し子は帰京

風立ちて虫の小庭となりにけり

新秋の街の賑はひ紙買ひに

ふれてみる料紙の見本涼新た

ゆつくりと金巻墨を磨る夜長


馬🐎


2026年10月25日日曜日

嘱目句とは

 今日の俳人協会愛知県支部秋季俳句大会  雨でした。

嘱目句は 当日廻って見た句を出すのが本筋である、と、支部長のお話。

しかし当日吟行出来ない人もいて、事前に詠んだ句を持ってくる人もいるため

判断は選者にお任せしたとのお話により、

雨を詠んでいませんでしたが、2名の選者に選をいただけました。

蕉風の碑文に光る露の玉

+++++

中村雅樹副支部長の講演

中村先生は以前中京大学教授だった記憶(違っていたらすみません)

(中村氏のお取り計らいにより中京大学構内で俳句大会が催された年がありました)

演題  加藤霞村  ---人と俳句---

皆さん知らないと思いますが‥との導入があり、私も知らなかったのでしたが

加藤かけいの兄 と仰いました。

かけいの名前は覚えています。「環礁」を創刊したのでした。

かけいは「天狼」から「環礁」創刊 弟子に小川双々子。

加藤霞村は 俳誌「牡丹」を創刊、虚子や立子が霞村邸を訪問した。

加藤家は名古屋十人衆の家柄。

築二百年の豪邸であったこと。徳川慶勝公と元千代君のお成りを仰いだ家とのこと。

昭和21年療養生活に入り、虚子、立子、年尾が見舞ったこと。

句集『游魚』刊行、これは昭和20年に句集が出るはずだったが、

空襲で屋敷が焼失したため、鈴木花蓑が霞村の句を書き留めていたので

刊行できたこと。

絶筆「ふるさとの雪に印せし第一歩」51歳の生涯だったこと。

弟かけいとは仲が悪かったこと。

信仰の篤い人で俳句に救われた人だったこと。

平明な句であるが、大衆迎合ではなかったこと。

などなど、走り書きも含めて講演を聞いた足跡です。

レジメ掲載の 霞村の句

紙鳶(いかのぼり)見ゆるあたりが鳴海かな

一と雫おちて久しや釣忍

塵取に掃きとられけり蟻の道

萍になほかすかなる舟の波

自動車の灯にあらはなるみな枯木

大方は葉となつてをり山桜   虚子選

萍のつきし水棹をかつぎゆく

櫂のせてありて夕べを待つ鵜籠

菊を見る静かな人の往きもどり

干網の上を歩いてあたたかし

梅の径細くなりつつ尚尽きず

滴りの大磐石をうちにけり

梨棚の下ひろびろと春の草

鶏頭に唯海があるばかりなり

稲かけてできたる蔭に憩ひをり

ふるさとの雪に印せし第一歩  

  最後の絶筆の句は客観写生ではなく趣が異なる 

  浄土の世界に入ったような印象の句、と中村雅樹氏。

  なるほど。1句だけ違う印象です。



ヤフオクの写真載せて良いでしょうか?

霞村を知りませんでしたが、句を読むと
穏やかでじわりと温かいものが心を通っていきました。

大会で印象深かった句

中村雅樹 特選
黄落の黙つて枝を離れけり  加藤かな文
他の皆さんの句と違う
世間でいう俳句のテイストと違う と中村氏

支部長か副支部長の選  
秋の雨外階段は折れながら   「目が効いている」との評
蕉風碑雨に落葉の貼り付いて  良いことを言わなくても良い(と私のメモ)

とかく良く詠もうとしがちな私は目のうろこが落ちました(?) 


2026年10月18日日曜日

NHK俳句 題 夜寒 小川軽舟 

 野口健氏の娘さん 野口絵子さんがゲスト

美人なうえに頭の回転が良く受け答えもしっかり、ミス日本他。

登山家で、まあビックリ。

兼題「夜寒」

母と二人いもうとを待つ夜寒かな   正岡子規

 「夜寒」が効いている。心配をしている。

女将われ客に夜寒の靴揃へ     鈴木真砂女

 絵子さんの鑑賞も素晴らしい。

「冷えてきたから風邪ひかないように」というような会話も想像できる(小川)

経木より焼餅はがす夜寒かな    小川軽舟

 外で食べると温かい餅がすごく幸せ(絵子)

 高野山でのこと。経木=木の板を薄く剥がした包み 人恋しい気持ち(小川)

野口さんの写真を見て小川氏が一句

森の中に苔の森あり秋の朝  

特選六句

観客は五人夜寒の映画館

ページ繰る夜寒の指のもどかしく

味噌汁の玉子の煮立つ夜寒かな

夜寒さの誰か蹴りたる缶の音

我を見る夜寒の監視カメラかな

球切れに脚立を運ぶ夜寒かな

  電球のことでした。

夜寒かな岩に腰掛け日を送る   絵子

  ↓ 添削

岩稜に日を送りたる夜寒かな   軽舟

  あとに夜寒が来る方が良かった

特選三席

逝く父の耳にものいふ夜寒かな

特選二席

夜勤へと渡る夜寒の跨線橋

  夜の街の風景 冷たい

特選一席

散らかりし絵本重ねる夜寒かな

  




2026年10月11日日曜日

NHK俳句 星野高士 秋の暮

花鳥諷詠 

流れ行く大根の葉の早さかな  虚子 

川に流れている葉 

世田谷九品仏の川に流れていた  生活感

住んでいる人の生活 人の営み

溶岩の上を跣足の島男   虚子

桜島での句 

石ころも露けきものの一つかな  虚子

誰も目にとめない石にも目を留めた一瞬

人間に石も語り掛けている 無常観 (星野)

アミニズムの考え方

「秋の暮」 (星野先生が季題と言わず兼題と発言!)

特選句

引く波の砂に浸む音秋の暮

父と呑む父のボトルや秋の暮

 「父」の重なりが嫌味ではない

町の灯の呼ぶ合ふやうに秋の暮

 中七が良い 町の一体感 あそこが点いてここも点いて。と。

まつ毛まで真白き神馬秋の暮

宿帳に一名と書く秋の暮

 無常感を感じつつこの人は楽しんでいる

秋の暮しみじみと雲美しき

 俳句では「しみじみ」「美しい」と言わない(禁句)だが

 自分の気持ちを反映している

秋の暮器の底に空残る  松井珠理奈

秋の暮まだ手のひらに土の熱  松井珠理奈

陶芸のこととして両方を足してみる

土器の熱残る手のひら秋の暮  星野添削

特選

三席  一本の松の枝ぶり秋の暮

二席  畦道の電柱太し秋の暮  作者18歳

一席  雨上がりの赤信号や秋の暮

 破調のよさ (へぇ~…私)










2026年10月4日日曜日

NHK俳句 堀田季何

 見慣れない句がある

詩的飛躍

ポストまで歩けば二分走れば(  )   鎌倉佐弓

  記憶にない句だったけど「春」当たりました♫

  ※鎌倉氏の代表句でした💦 配偶者 夏石番矢氏

直覚造型

銀行員等朝より螢光す(   )のごとく   金子兜太

   「烏賊」ホタルイカですね・・  字余りの自由律

象徴

冬木の枝しだいに細し終に無し      正木浩一  正木ゆう子の兄

ずらし

国家より透明であり虫の闇    高野ムツオ

 一つの言葉を使って異なる世界を重ね合わせる

しをるるは何かあんずの花の色    貞徳

   「杏」と「案ず」をかけている

詩的飛躍

サイネリア待つといふこときらきらす  鎌倉佐弓

秋の朝仕事終わって何しよう  庄司君

秋の朝仕事終わればビッグバン

葡萄食べ紫色に染まる指    柴田

葡萄食べ異国の風に染まる指   フランスのワインなどに飛躍させた

題「霧」 春は霞 秋は霧

特選

凍結の卵子の匂い霧時雨

霧深く濃くパンゲアを縫合す   巨大な大陸(古代)を指すとのこと

霧ぶすま蕎麦汁黒き嫁ぎ先    

合図待つ兵の嚏や霧の原

霧霧霧震源霧霧霧霧霧   作者は熊本市の方でした

火のやうな放馬は霧へそれつきり


2009年11月の芭蕉布の里