2014年11月19日水曜日

蜜柑山

東海市で用事が思ったより早くすんだので
何か月かぶりに墓参りに行きました。
和尚様が亡くなられ、跡継ぎを迎え
四月に晋山式があるため あちこち修繕など
業者さんが入っていました。

稚児行列も募集しているので気持ち的には応募したいのですが
わが家のちびっこたちの七五三の様子を思うとためらってしまいます。
四回参加すると幸せになれる(?)とかなんとか聞いたことがあります。
私は何回参加したのだろうか?

記憶にあるのは4年生の1回のみ。
まだ3歳の弟と従妹が同い年で 
衣装で揉めて大喧嘩になったという記憶です。
どうしてゆみちゃんの方が綺麗な衣装でボクは違うんだ!!
というような・・・何でも同じじゃないと気が済まなかったのでした。

私が実家に1年帰っていた時に 稚児行列参加しました。
後にも先にもこの1回だけ。4回じゃないんだなあ・・・
みんな我が子が幸せになってほしい気持ちから参加しているんですね。

もう何年も見に行っていないみかん畑へ行きました。
本家に任せているのですが 仮設トイレと 古い浴槽が設えてありました。
浴槽は雨水をためて 雨が少ないときに水を撒くのだと思いました。
何て頭が良いのだろう!

別の親戚の畑には軽トラが置いてあり
誰かが蜜柑摘んでいるんだと思いました。


摘果してあるので 大ぶりな蜜柑でした。
古い木は抜いて新しい苗木も大きくなりつつあるようでした。
通路も広くて 藁もきれいに放射状にかぶせてあり
さすが本家のお婿さんです。
本家に委託する前に 弟と従兄が中心で収穫した時は
摘果が何となくもったいないような気がして
2S とか 3S なんて蜜柑が多くて 
高校の同級生に1箱700円で売りさばいたっけ。
「あの時のみかん美味しかったけど今は売ってくれないの?」
と言われますが 今は市場へ直行です。

蜜柑山百畳分の藁敷けり 

蜜柑捥ぐ昨夜の雫を拭ひつつ

朽ち藁に靴を沈めて蜜柑捥ぐ

蜜柑選る梁に裸灯を付け足して

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