選者 小川狩軽舟
ゲスト樹木医 後藤瑞穂
教室に世界地図ある四月かな 明隅礼子
四月なり希望失望こもごもに 大牧広
必ずしも晴れ晴れとした人ばかりでない
人間模様を描いた悲喜こもごも
レタス買へば毎朝レタスわが四月 小川軽舟
去年の春まで十数年間単身赴任をしていた 暮らしの発見
三月四月は体調を崩す柴田
胸焼けが毎日続く四月かな 柴田の暮し
季語が詠む人の想像する手がかり
特選六句
時給百十円上がる四月かな 実感がある
歯車の音四月来て四月逝く 押見げばげば
「逝く」は強調のため使った
背番号いきなりもらふ四月かな
強豪校ではもらえない、弱小野球部ですぐもらえたイメージを感じた
音読に言葉かがやく四月かな 天地わたる
「鷹」の実力派の方。時々ブログを拝見している私。
昔「俳句王国」でわれらの主宰と出演された。
音読は小学校一年生の宿題によくあります。
これはお孫さんでしょう。
スキップの先に四月の光あり
復職のシャツ新しき四月かな
久しぶりの職場復帰の新しいシャツに希望と不安
飛び出せ教室俳句 タブレットを器用に使いこなす先生や生徒。
時代は変わりました。
花便りホット一息おつかれさま 後藤瑞穂
ホット おつかれさま が似ている
桜か自分か
花便り届き花にもおつかれさま 先生添削
特選三席
ポップコーン弾けるやうに四月来る
感覚的 比喩 明るさの比喩
特選二席
四月始まる学生寮の洗濯機 物だけで四月のイメージを想像させる
特選一席
海見ゆる街に降り立つ四月かな
四月が効いている
五月も気持ちがいいけれど四月からの新しい生活を感じられる
季語の連想の力 わくわくした感じがある「
「四月」の季語はあまり詠まれていない
今日の特選だけで歳時記ができるくらい 小川先生
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