2026年4月12日日曜日

NHK俳句 春風

星野高士 選

高浜虚子の紹介 星野先生の曾祖父

春風や闘志いだきて丘に立つ 39歳作

 これから俳句をやろうという意思

怒涛岩を噛む我を神かと朧の夜   虚子

 神仙体が流行った

遠山に日の当りたる枯野かな    虚子 

 自分を投影

春風 未来への予感

特選

春風やガイドブックに載らぬ町

春風や初めて並ぶ献血車

知恵の輪のことりと外れ春の風

春風や戸締りなんぞ知らぬ島

春風に昔の背広着て街へ

春風に捲れる地図を押さへけり  地図が良い 未来がある

春風を顔にうけつつ犬笑う 松井玲奈

 星野 余韻、見せない、俳句の美学とすると 余計なものがある 顔が不要

春風をうけつつ犬の笑うごと 星野添削

特選三席

春風(しゅんぷう)や輪郭緩みゆく池心 

特選二席

春風にやがて相寄る川ふたつ

特選一席

人間の笑ふ力や春の風