2026年7月29日水曜日

伊吹嶺8月号

風光集より

起震車に乗り込む家族蝶の昼

巻き髪のブロンズ像へ薔薇の風

風五月指にくつつく塩むすび

羅の集まる杜や献茶式

広重の雨の帯締め夏衣



20年前の思い出が
ひょっこり出てきました




夏休みの思い出

 +++夏休みの思い出+++

 子どもの頃の夏休みの天気の記録をふと思い浮かべます。高くても、気温は32~33℃でした。エアコンはなく、扇風機で過ごしていた毎日でした。生家には 商用のための木製の氷の冷蔵庫がありました。瓶ビールの箱買いのお宅へ冷したビールを1.2本入れて母が届けていました。私はこっそり氷の冷蔵庫を開いて涼を得ました。
 母方の祖母の家に行けば井戸水を甕に汲んで西瓜を冷やして待っていてくれました。焼き玉蜀黍も醬油を刷毛で塗って、今よりも固く甘さもありませんでしたが、なんと美味しかったことかと思います。
 絵日記に描いた絵も何となく覚えています。家の裏に無花果の木があり、ある時は無花果と断面を描きました。父は帰宅後ステテコとランニングシャツ一枚で過ごしていたので、父のステテコ姿も描きました。夏休みの宿題で描いた「蝦蛄」の絵は結構うまく描けていたようで、教室の後ろに貼りだして貰いました。蝦蛄を描いたのは5年生の時です。
 叔母のご主人の実家が岐阜だったので、祖母と本家の叔母と一緒に鵜飼を見に行った(と思われる)写真も覚えています。写真は忘れていた思い出を蘇らせてくれますね。
 祖母はいつもひっつめの髪で夏場は陶の枕で寝ていました。母は、夏、三姉妹で有松絞りの店で買った絞りの洋服がお洒落な外出着の定番でした。
 年一度は内海あたりに海水浴に連れて行ってくれたのは、母方の叔母のご主人です。従姉妹たち全員を連れて行ってくれて、母の生家へ戻ると井戸水のたらい風呂で潮焼けした体を冷ましますが、背中や肩がヒリヒリ痛かったです。その後皆で西瓜にかぶりつきました。お泊りの時には蚊帳を吊ってもらいました。クーラーなしでも過ごせた時代です。 


私が写したので私は写っていません