2018年11月11日日曜日

子別れ

昭和元禄落語心中

七代目有楽亭八雲(平田満が演じる) 亡くなる寸前まで高座を務めた場面での演目。
ドラマ上で二度目の 平田満の落語が披露されました。
袖で見ている菊比古こと岡田将生が簡単にあらすじを語っている。

落ちのあたりで師匠の噺し方が何かおかしくなっていくのに気づく。
心臓の痛みを押さえて最後まで演じ切る七代目。
平田満も落語を上手に演じて 泣けました。
「また三人でおまんま食べよう、お湯にも行こうよ」と子供が言う。

落ちぶれていく助六とみよ吉に会いに四国へ行く菊比古。
無二の親友との再会。助六こと山崎育三郎の うつろな表情の演技もよく
子役も上手です。

あまりドラマは見ないので、他を知らないのですが
今年の最高のドラマ。
岡田君は あまたの若手俳優の中で ぐーんと抜け出て
良い俳優になったと思いました。

2018年11月10日土曜日

レモンチェロ

本誌掲載分だけと思ったのですが
今まで全部載せていたので20句。

ポンペイのからりと晴れて春兆す
ベスビオの頂ふたつ木の芽風
かげろへり轍残れる石畳
小窓より春日差し込む大浴場
娼館の壁画にうすき春埃
身悶へし犬の石膏余寒なほ
児を庇ふ石膏像や冴返る
鷹鳩と化して遺跡の列柱に
アーモンドの花のももいろ春蘭くる
青き踏む紺碧の海見ゆるまで
波の秀の生れては崩れ風光る
春潮へ半島ぐいと迫り出せり
山肌にはりつく家並鳥曇
断崖の風に吹かるる春ショール
蘇芳咲くとんがり屋根の小さき家
夕永し路地までピザを焼く匂ひ
春夕焼トレビへコイン握りしめ
月おぼろ大きく欠けしコロッセオ
春惜しむ夫と酌み合ふレモンチェロ




2018年11月9日金曜日

伊吹嶺11月号

遠峰集より

調律師涼しき音を奏で去る

伸びきつて風捉へをり凌霄花

痩せ猫の眼の青光る夜の秋

垣越しに渡す土産や酔芙蓉

音荒く子芋洗へり夕厨

秋の灯やマトリョーシカの頬の艶

2018年11月7日水曜日

新年大会準備

195名の投句を得て
来年もにぎやかに新年会が行われることにホッとしています。
ご参加くださる皆様に感謝。

校正をして印刷所へFAXを送る。
次回の集まりで第二校正。
これで終わると楽なのですが。さて。

2018年11月4日日曜日

蕗をもらいに

年に一度 故郷の文化祭へ出るとき
ここ3年くらいは着物で出かけています。

今年は運転手がいたので、裾や草履に気を遣わずに良かったけど
毎年大人気のため駐車場が大変。
歩いて10分はかからないけど お祭りの時も駐車場になる小学校校庭へ。

30分前に着いたのに
「釜石の焼き秋刀魚」と「地元の蕗」先着700名くらいもらえるので長蛇の列でした。
今年は運転手が並んでくれて 蕗をゲット。無料でゲットは初めてのことで嬉しい。
青々として良い蕗でした。



秋刀魚は時間限定のチケット制で 焼けた時間にもらえるそうで
遅くなると食べられる時間も遅くなるのであきらめたようです。

農産物も人気で 金賞銀賞などと展示してあり 実物を見て購入できるのですが 
3時までは展示で 引取は3時以降なので これも購入は難しく。
弟夫婦にも会いました。 生家の本家がミカン金賞でした。


昨年は達筆の人に染筆依頼したのだそうですが 
今年は 断られたとのことで お鉢が回ってきました。
小学生のような字で・・・と言い訳しつつ、引き受けてしまうおっちょこちょいです。
世の中大勢書の達人はいるのですが 御礼が大変になるので。
書きやすい字とそうでないものがあることが分かりました。
漢字の画数が多すぎても少なすぎてもむずかしいです。

   茶箱から若あゆ日記きらら虫   
      
     註:若あゆ日記とは中学時代みんなに与えられた、担任に見せる日記 私も書いていました

 母の齢越えて母待つ門火かな

 手付かずの終活ノート鰯雲

 新涼や子のまだ踏まぬ土踏まず

 初入選一句団扇に描きけり

 鬼灯や記憶の底の焼夷弾

 鉄匂ふ工都の川に鯊の潮 

7賞のうち6句には選を入れたので まずまずの選句だったと満足しています。
玉葱をいただく95歳の母の句友だった方が、お嫁さんに手を引かれて見学に。
玉葱大根白菜西瓜を作り 瓜漬け上手で書も日本画も俳画も上手な達人は
お友達の書を見に 俳句も必ず見に来てくださる。

伯母から貰ったのですが、祖母が最後に作ったらしいという着物は 
万筋ではないかと 来客から言われました。でも竹の節のような模様がついています。








2018年11月2日金曜日

岡田君

昭和元禄落語心中より

第一回  老いた名人有楽亭八雲

 
 
第三回 自分の落語が見つけられず 低迷していた菊比古(のちの八雲)が 
みよ吉の言葉で覚醒したときのシーン


表情ひとつひとつに感心しています。

助六役の山崎育三郎は 共演した安倍なつみと結婚し 第二子誕生したばかり

さすが音大出だけあって ミュージカルでは王子さまそのものですが
「落語心中」では 小汚く日焼け顔にして、落語も上手だなって感心します。

今日は菊比古が「落語を取るか 女を取るか」って師匠に迫られるところです。
今から待ちきれない!

2018年11月1日木曜日

故郷の町おこし

先週の土曜日 玉屋庄兵衛氏が
昔医院の旧家公開のイベントに来られて
茶坊主人形 など説明と実演があり(左)
ギリギリ間に合い 見てきました。
自動車産業の方も来て、からくり改善(だったかなー)
昔ながらのからくりの仕掛けを応用して 
生産性アップに繋がっていることを語られました(右の人)。
からくり人形を創造した昔の人は偉いなと思います。

横須賀町は 尾張徳川家ゆかりの御殿があったそうで
文化的にも 私が生まれた周りの田んぼと蜜柑畑とカゴメ工場とは
趣が違う、古くて味わいのある家が残っています。


二階のお座敷にて


別室の茶室
床柱の節が侘び寂びの風情
何の木かな?