題詠「口」
★星野高士 特選
シーサーの口の奥まで大西日
★井上弘美 特選
箱わなの口の大きく冬ざるる
切れがないことでズルズルして恐ろしさがある(小澤實)
箱わなの大きな口や だと 採らない(岸本尚毅)
僕だったら「箱わなの口の黙して」とする(星野)
★小澤實 特選
吹替と口ずれてをり夜の秋
秋がすぐそこに来ている、晩夏、季節の境目の季語でニュアンスを含んだ良い句(西村)
俳句をしていない人にはどうでもいいことに思うが、ちゃんと俳句になる。季語が良い(夏井)
★小川軽舟 特選
竜天に登るや河口波立ちて
春としての季節感があるか、あと一押し。波立つのが勢いととられるか。(夏井)
※とてもたくさん応募される方の句。河口から竜が登って行ったから波立ったという発想でしょうか?
★神野沙希 特選
★高野ムツオ 特選
大口の真神の息や月氷る
文学的。現実感がないかも。(西村)カッコいいけど・・・(夏井)
この二人の選者の好みとしてわかる(夏井)
小さなリアリティのひとかけらで 絶滅季語でも想像できるかも。(夏井)
夏井さんくらい喋り倒せる人がうらやましい。
この中では小澤實さん特選句が好みです。
来年、アシスタントの庄司君に会えるなら、行ってみたいNHKホール。