2026年6月7日日曜日

NHK全国俳句大会 ダイジェスト①

 題詠「口」

星野高士 特選

シーサーの口の奥まで大西日

井上弘美 特選

箱わなの口の大きく冬ざるる

 切れがないことでズルズルして恐ろしさがある(小澤實)

 箱わなの大きな口や だと 採らない(岸本尚毅)

 僕だったら「箱わなの口の黙して」とする(星野)

小澤實 特選

吹替と口ずれてをり夜の秋

 秋がすぐそこに来ている、晩夏、季節の境目の季語でニュアンスを含んだ良い句(西村)

 俳句をしていない人にはどうでもいいことに思うが、ちゃんと俳句になる。季語が良い(夏井)

小川軽舟 特選

竜天に登るや河口波立ちて

 春としての季節感があるか、あと一押し。波立つのが勢いととられるか。(夏井)

※とてもたくさん応募される方の句。河口から竜が登って行ったから波立ったという発想でしょうか?

神野沙希 特選

高野ムツオ 特選

大口の真神の息や月氷る

 文学的。現実感がないかも。(西村)カッコいいけど・・・(夏井)

 この二人の選者の好みとしてわかる(夏井)

   小さなリアリティのひとかけらで 絶滅季語でも想像できるかも。(夏井)

夏井さんくらい喋り倒せる人がうらやましい。

この中では小澤實さん特選句が好みです。

来年、アシスタントの庄司君に会えるなら、行ってみたいNHKホール。