8月16日放送
ゲスト 写真家 浅田政志氏
題 父 暮らしを思い出すテーマで家族から選んだ(小川)
父を詠んだ名句
もの言はず墓参の父にライター貸す 大塚凱
ぶらんこ押してぼんやり父である 高柳克広 鷹編集長
「父親をちゃんとやっているのかな」と言う感じ ぶらんこが季語
母のもの捨つる終活父の汗 小川軽舟
母のものは自分で処分しないといけない気持ち
自分の人生はこれをやらないと終らないという気持ち
浅田氏の写真を見て小川氏が一句
鳥焼のトング構えて生ビール
特選六句
湯上がりの父を待ちをり冷奴
なつかしさがある
笹担ぐ父が先頭星祭
七夕のための笹を山から切ってきた景がぱっと浮かぶ
娘には甘い父なり衣被
宵闇や無言の父と船を出す
漁師と思うが「宵闇」の季語が面白い。月が出る前の昏さの時間帯。
健脚の父の徘徊夏あざみ
認知症が進んだが足は昔のままの健脚、家族の苦労が季語で効果的になった
橋ひとつ渡りて父と氷店(こおりみせ)
町の様子が絵になる風景
+++学校の俳句授業 千葉大付属とか。賢い子ばかりなことと思います。
他の先生が見学していました。句会を楽しんでいました。
教師は友達から学ぶためのコーディネーター役と思っている(先生)
教科書の重さを知りぬ夏の日に
花は葉に先輩の名を呼び慣れて
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不器用にカメラ持つ父もう師走 浅田氏
下五が読者に分からないか
不器用にカメラ持つ父夏休 小川氏添削
子どもを撮るとか家族旅行とか想像できる
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特選三席
杖の父戸口に待てる帰省かな
特選二席
新盆の父の机を拭きにけり
実家に帰って新盆を迎えたのだろうが、さらりとして情感たっぷり
特選一席
虹消えて父の大きな手が肩に
回想句だと思うが名残惜しそうに空を見ている子に、父が帰ろうか、と声をかけたのか
虹を見たときに、父の手を肩に感じた感触が分かるところが良い