2026年9月20日日曜日

NHK俳句 箸 小川軽舟

小川氏代表句中の代表句が浮かびますねえ

死ぬときは箸置くやうに草の花  小川軽舟

+++ここからが放送

秋雨や夕餉の箸の手くらがり  永井荷風

蛍とび疑ひぶかき親の箸    飯島晴子

  親の箸の動きがうとましいと思ったのだろう

  蛍 田舎の旧家 人目を気にし 不安を隠す

死ぬときは箸置くやうに草の花  小川軽舟

  「ごちそうさま」と感謝して箸をおくように死ねたらいい

 秋の七草などいろいろな花 それぞれの花 その人生がある(小川)

 満腹ではないところが良い(小林聡美)

 40代で出来た句 死ぬ間際ではなくそれまでを真面目に生きたい(小川)

 小林さん鋭い。

 そうか・・・ムチャ食べしてはいけないんだ。分かっているのに止められない。

 最近はスルメにご無沙汰。白くて薄いあのスルメ今度買いに行きたい。アメ横へ

 AIに聞いて思い出した「剣先するめ」歯ごたえが少なく柔らかくて大好き。

 一気にニ、三枚たべる悪癖の私です。

小林聡美が写した金魚の写真から一句

 灯を寄せて金魚泳がす盥かな  小川

珍しいものを詠もうとして苦労することが多いが

珍しいものではなく読者が共有できるもの 物で表現させる。

特選句

新蕎麦やほのかに香る杉の箸

踊唄とほく聞きつつ箸洗ふ

 昔はこの作者も踊に行ったかも 安らぎがある

夫婦箸買ふや九月の矯正展

 受刑者が作って販売される催し 心が通う印象

割り箸が亀虫掴むまた逃げる

箸を手に電卓叩く夜食かな

 私を描写している(?)ただし電卓ではない

ひとりひとりの箸に新米輝けり

 字余りだがそこで何気なく強調されている

三席

盆明けて夕餉静かや箸二膳

 老夫婦と思わせる 物に語らせて訴える

二席

蜩や箸置いて聞く子の話

一席

卵溶く菜箸軽し休暇明


実際はもっと燃え立つような夕焼けでした