2025年7月31日木曜日

伊吹嶺8月号

故里の今年限りの植田澄む

ひらくとき音の幽かに燕子花

梔子の咲き切つてより香の豊か

肘高く弓引く媼風薫る

羅の宗匠若し献茶式


山口誓子・直原玉青共著
俳画入門より



2025年7月29日火曜日

NHK俳句  虹

高野ムツオ選  7月27日

特選一席

虹ですね綺麗ですねの一会かな

特選二席

虹と言ひ虹の方へと車椅子

特選三席

夕虹が見えたイヤフォン外したら

特選

ミサイルの飛ぶ方にさへ虹立ちぬ

何もなき日が虹の日となりにけり

町中華出前は虹のむかふがは  

  HPの評には「むかうがは」とありました。旧仮名遣いでは「向かう側」

思春期をぼかしたやうな虹立ちぬ

雲梯の向こうの虹へ手を伸ばす  こちらの「向こう」は現代仮名遣い

乳せがむ子とふたりきり空に虹

迷ったら「向う側」とすれば良いことを発見しました。ただし同氏は「向かふ」

「・・・む」と「・・・ん」についても調べたことがありますが

古いのは「む」しかし「ん」も歴史的仮名遣いとなりどちらもOK

と私は思っています。


虹色だった 2021年8月の開会式

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選挙結果は大勢が決まるまでTVを見ていた父。

父の血筋をひいているようです。

鈴木宗男氏が当選しました。

娘の貴子さんと親子で考え方が違う様で

夫曰く、真田一族と同じだと。なるほど。

トランプ氏は商売人だから、はじめに25%と吹っかけて

15%なら呑んでくれると踏んでいたのでしょう。

というのが今朝の会話でした。

なぜかおすすめショート動画に中川昭一氏の演説が出てきました。

ご存命の頃には分からなかったことですが

あらためて残念に思います。


2025年7月27日日曜日

Snoopy出張


袖ヶ浦ナンバーのワゴン車でした。

従妹は元来Snoopy好きでSnoopyクラブに入っています。

従妹のご主人がサーフィン好き。

写真を送って来たフランクリンのキーホルダーは

レアものらしくて、開店時にも在庫がなかったそうです。

イチロー氏が野球殿堂入りのパレードの映像を見ました。

どうして夫妻で軽トラックに?と思ったら

SUZUKI  製でした。SUZUKIが乗ってくださいとお願いしたのでしょう。



2025年7月21日月曜日

愛知サマーセミナー 特別講座

 昨日より暑い日。
駐車場まで送ってもらいました。
何かと早出なので、チャペルに着いた時はまだ3時限の講座中でした。
しかし赤い札を鞄に提げていたからか、係の皆さん親切で
「暑いので中へどうぞ」と案内されました。
演壇(ステージ)には垂れ幕が。聖書の一節かと。

ひとりよりもふたりがよい
共に労苦すればその報いは良い

3限目の青山学院長の山本先生の講座を少し聞きました。
「最近は○○ファーストを掲げる人たちがいるが、それではだめで
地球市民として心を寄り添うことでこそ平和に近づく」
「核に核で対抗することがあってはならない」
「過ちは繰返しませぬから」が演題でした。
最後の質問コーナーで、男子高校生が
「学びを放置することは知的搾取になるなら、どうしたらよいか」という質問。
先生「知り得たことを家族や友人に伝えることが大切」
「HPなどにアクセスすれば一緒に活動出来る可能性もあるし
やりたいことが良いことなら賛同し、サポートする人がいる」
と山本先生が答え、講演が終わりました。

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「過ちが原爆投下とするなら過ちを繰り返してはいけないのは米国ではないのか」論がありますがどうなのでしょうか。
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久米小百合(久保田早紀)特別講座

チャペルの壇上にはグランドピアノ。これはきっと弾き語りがあると思いました。
まず、ヘブライ語と日本語訳で旧約聖書の詩篇からアカペラ讃美歌を1曲披露しました。
「異邦人」で歌手デビューしたのち、青山学院や立教大学で
歌ったり弾いたりしながら活動を続けていたそうですが
ある時から、二つの神学校6年以上聖書を学んだそうです。
そして音楽伝道師になりました。
講座は聖書に出てくる食物の中で「油」オリーブオイルの効用の話でした。
メシア(メサイア)救世主はオリーブオイルをかけられたこと。
トランス脂肪酸ではなくオレイン酸であり、
普通のお料理にもヨーグルトにもみそ汁にも使えること。
聖路加の日野原重明先生も毎日小さじ一杯のオリーブオイルを食していたそうです。
オリーブオイルは例えば災害で水がない時に顔に塗ったり髪につけたりして
潤い感を保てるとのこと。

「アメージング・グレース」を弾き語りで歌ってくれました。
「講演を終わります」とマイクを置いた時、
司会の人が「アンコール!アンコール!」というので私達も拍手を繰り返したら
「異邦人」一番までを歌ってくれました🎹 名曲ですねー。
教会という場所は音響が良いです。

講演後 本かCD購入者にサイン会とのことで、CDにしました。
著書は「ふたりの異邦人」だったかなーー?
ステレオを処分したのでPCで聴いています。

あとで知った事ですが、俳優の久米明さんの家に嫁いだので
久米姓なのでした。びっくり。



二日間、二講座の受講でしたが、孫が通う学校へ行けたことが嬉しく思いました。

2025年7月20日日曜日

黛まどか 特別講座




特別講座「戦時下の俳句 ウクライナそして日本」

の講座を聴きに出かけました。この講座の会場は、名古屋学院中・高校舎

私は今までこのセミナーを知らなかったのですが、

私学の生徒たち、先生方、保護者、スタッフの運営で開催されているようです。

大勢の一般の人々が講座を聴きに来ていました。

昨年は俳句甲子園で名古屋学院高校が優勝しました。

キャンパス内での写真は遠慮しました。講座も録音録画不可

黛まどか氏講座 私のメモから

いま世界は戦争の時代に入ったと言っても過言ではない。

その中で70か国以上が俳句に親しんでいる。

俳句は花鳥諷詠と言われるが根幹には「他者の命・人の命を大事にする」ことにある。

ジョン・レノンの言葉に

「すべての虚飾を取り払った後には、真実が残る。俳句は詩の形式の中で一番美しいものだと思う」があり、実際その後「LOVE」「IMAGINE」の曲を作った。

まどか氏

俳句は引いて削ぎ落す、物言わぬ文学、沈黙の文学と言っても良い。

引き算の上に成立している。

生け花、茶道、日本料理、他の文化でも「余白」を最上としている。

コロナ後、人間が籠っている間にも、自然の命の循環のダイナミズムは継続していた。

これほど命と向き合ったことはない。

「Haiku for Peace」

京都俳句プロジェクトを立ち上げ、のべ21言語で6800人と句会を行った。

フランス語圏とのネット句会で「若葉」の題に対して、欧州の人は「雨」の句が多く日本人は「光」を詠んだ句が多かった。

平和を詠んだ句(年齢は3ー4年前)

北窓を開き真白き鳩放つ  88歳の方の句

一本の大樹明るし百千鳥    21歳の句

 命がひしめき合う大樹、多様性と言わず多様性が感じられた。

政治家や著名人の俳句紹介。

国境で待つ人々に風薫る   林芳正

満開の花に彼の地の友想ふ  河野太郎

こども等の明日を奪ひてかぎろへる   隈研吾

ラケットを一振り冬の空晴るる  上地結衣 車椅子テニス選手

青い星一人一人が乗組員  山崎直子 宇宙飛行士

ウクライナの人の句 黛さん他協力者が日本語訳の俳句に直した。

真っ青な空がミサイル落しけり

兵のやうに新樹の並び立つ

雨に転がる血まみれの小さき靴

街の灯の消えハルキウの星月夜

地下壕に紙飛行機や子らの春

俳句によって「絶望の淵にありながら、心を生に向けている。息継ぎをするときも」

「自他救済」である。

戦時下の俳句も紹介された。 私のメモの字が読めないので解読できたものを書きます。

戦争が廊下の奥に立つてゐた  渡辺白泉

火の奥に牡丹崩るるさまを見つ  加藤楸邨

堪ふべしと母は堪えにき京鹿の子  及川貞

夕立の洗ひ出したる骨拾ふ

原爆に焼けし乳房を焼けし子に

蟬鳴くは正信ちゃんを思い出す

弟の真っ白いシャツが眼に残る

弘子ちゃんまた姉ちゃんと遊びましょう

片蔭に休らへる如くゐて死せり

広島や一燈もなく天の川

シベリア抑留者の間でも句会があった

『続シベリア俘虜記』

橇を曳くけだものめきて声あはせ

咳すれば森の深さの身に返る

死に水も凍りて飲めず捕虜ゆける

雁帰る捕虜にかかわりなきごとく

ウクライナ大使と会い、大使は俳句や寿司など日本の文化を中学で教わったそうである。

文化支援の重要性を仰り、戦時下に文化が置き去りにされては勝利はないと。

5分前には視聴覚室に入場し、講座後にお買い上げの本にサインをしてくださいました。

お顔の小さい美しい若々しい黛まどかさんでした。

追記 

三行詩直訳から俳句へ

飛び去る 風に乗る桜のように 親しい人たち

→ さくらさくら離れ離れになりゆけり

風に揺れている 引き裂かれたカーテン 蝶が飛ぶ

→ 引き裂かれしカーテン夏の蝶よぎる

公園に 兵士何度も触れる からっぽの袖

→ いくたびも腕なき袖に触るる兵

飛んでいるようだ 太陽の輪に向かって 野生のガチョウたち

→ 日輪へ水鳥翼拡げたり


NHK俳句  滝



選者 和田華凛  ゲスト 美術家 薮崎次郎

心のシャッターを切る 柴田英嗣

俳句は半空間芸術である  後藤比奈夫

名句鑑賞

滝の上に水現れて落ちにけり    後藤夜半 箕面の滝

滝落ちて群青世界とどろけり    水原秋櫻子

特選

滝壺や獣の白き骨眠る

月の夜はつきのひかりの女滝かな

滝の前小さき人ら立ち尽くす

一本の燭の奥なる滝行場

滝口の水力こぶ力こぶ  見立ての句 永続性とパワー

滝飛沫ヴァン・ヘイレンのかかる茶屋

三席

滝音の山を降りて和紙の里

二席

裏見滝私のなかにいるわたし

一席

一点を空にあづけて滝の落つ