題詠「口」
阪西敦子特選
つり銭口に雨残りたる若葉かな
中七でいったん終わっている、疑問(星野)
・・・たる若葉」
小さな釣り銭口から広がる世界
遠山に日の当たりたる枯野かな 虚子の世界を感じた(西村)
夏井いつき特選
仮の名を山口さんと月の下
題が「口」だったから山口さんなのか(井上弘美)
岸本尚毅特選
浅く舌噛んで昼寝の吾子の口
細かすぎる 口の題だからクローズアップした(西村)
吾子俳句に良い句なし。情報量が多い(星野)
吾子俳句には男性の名句が多い(西村)
五七五から人生が見えますね(小川軽舟)
和田華凛特選
小春日や親子口開け離乳食 (二人目の曾孫を詠んだ)
もっと工夫が出来るのでは。「母も口開け」とできる。(西村)
既視感がある。しかし季語だけで一発逆転あり。あまりにも幸せな季語(夏井)
説明しないで描写するように言われる(西村)
写生は理屈を考えていられない(星野)
目に映ったものを他者に再生できれば良し(夏井)
堀田季何特選
人類は口から滅ぶジギタリス
毒にも薬にもなる、季題の説明じゃないか。作っちゃった感があった(星野)
音がぞわぞわする(西村)
私も最後まで残していた。近いと言えば近いが。寓話的だが代案が思いつかない(夏井)
西村和子特選
寂しさを口には出さずしゃぼん玉
シャボン玉を吹けるくらいになった五歳くらいの子が、寂しさを口には出していけないと思っている。
シャボン玉が子供っぽい(星野、夏井)
子どもじゃない方が良いかもしれない。(夏井)
0 件のコメント:
コメントを投稿